パルシステム山梨 長野

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2012年度・大潟村秋の収穫祭に行ってきました

2012年度・大潟村秋の収穫祭に行ってきました

2012.10.24パルシステム山梨 長野

オーリア21とパルシステム山梨共同企画の大潟村秋の収穫祭が10月6日(土)~10月8日(月)の2泊3日で行われました。山梨からは組合員さん2家族5名と、白川理事長、職員1名の計7名での参加となりました。他にもパルシステム埼玉の理事さん2名、パルシステム群馬の2家族6名と現地で合流し賑やかな収穫祭となりました。

1日目は大潟村への移動と、到着してから干拓博物館などの村内視察、夕食会を兼ねたオーリア21のプレゼンテーションです。皆さんもご存知かもしれませんが、オーリア21とパルシステム山梨との関係は、平成5年の大凶作において組合員さんに安全な国産米を届けられなかった反省から、「オーリア21」の前身「21世紀の農業を考える会」と契約米制度を通して「産直(顔の見える)」関係を結び、今年で19年目になります。

2日目は、はじめに午前8時30分からオーリア21とパルシステム山梨が大潟村へ寄贈した防風林の植樹作業を行ないました。これは、今年4月の記録的強風によりオーリア21でも育苗用のビニールハウスが倒壊し大変な被害を被りましたが、大潟村の防風林も約1,000本が倒木しました。その被害の情報を聞いたパルシステム山梨の組合員さんからの声で5月にオーリア21支援カンパが実施され、多くの組合員さんのご協力により約65万円が集まりました。(支援カンパニュース)

その一部が大潟村の防風林を再生するためのモミの木の苗購入に充てられ、今回の植樹となったわけです。植樹作業 では大潟村の高橋浩人村長をはじめオーリア21戸部代表、パルシステム山梨からも白川理事長が出席、収穫祭メンバーも加わり、計13本のモミの木を植樹しました。植樹作業後、収穫祭参加者は大潟村の米粉を使用し餃子を作っている(株)餃子計画さんの工場を見学したり、お米を貯蔵しているカントリーエレベーター公社を見学したのち、オーリア21の生産者の田んぼにそれぞれ分れ、大型コンバインでの収穫作業や暗渠(あんきょ)掘り、にんにくの種をばらすなどの作業を行ないました。作業終了後は、ポルダー潟の湯で汗を流し、生産者との交流会が行なわれ、だまこ汁作りや収穫祭の感想、大潟村への想いを発表するなど暖かな交流会となりました。

3日目は男鹿の視察です。なまはげ館でなまはげの歴史と男鹿60地区のお面などを見て回り、男鹿真山伝承館ではなまはげの実演があり、その迫力に驚きつつ、家主との問答を楽しく見学しました。その後に男鹿半島の先端の入道崎まで足を運び、晴天の下で日本海を眺めながら穏やかな草原を散策しました。昼食を食べた後、生産者に秋田空港まで送っていただき山梨への帰路につきました。

今回は3日間天候にも恵まれ、汗ばむくらいの陽気で充実した収穫祭と記念植樹になりました。生産者の皆さんにはお忙しい中を家族のように暖かく迎えていただき、山梨では味わうことができない貴重な体験をさせていただいたことに本当に感謝しています。ありがとうございました。