パルシステム山梨 長野

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20代~40代までのパパ限定!!「男子キッチン」 開催しました

20代~40代までのパパ限定!!「男子キッチン」 開催しました

2012.11.12パルシステム山梨 長野

11月11日、富士五湖センターふじさん会議とぴゅあ富士協働企画にて、なんとか若いパパに料理に関心をもってもらいたいと初めて年齢制限を設けた“男子キッチン”を開催しました。参加者は8家族。

講師も等身大の若い男性の料理人にお願いしたい…というコンセプトで、地元のイタリアン「ブルスケッタ」のシェフにお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、お店をお休みしてまで、レシピ提供と料理講師にご協力いただきました。

パパはイベント慣れしていないので、家族で参加してもらったほうが参加しやすいのでは?ということで、パパが料理をしている間、ママはアロママッサージで日頃の疲れを癒してもらい、子どもたちは紙漉きハガキ作りを企画。アロマの講師は、コミュニティサークルでお馴染みのSAPO*LABO主宰のすぎもとかおるさん、紙漉きはがきづくりの講師は、パルシステム人材ネットワーク、環境バイザーの加々見さん…とパルシステムのネットワークを使って、3会場の大掛かりなイベントとなりました。

メニューは前菜3種(カプレーゼ、キノコバルサミコマリネ、カボチャのバニラ風味)、オニオンスープ、メインは鶏のソティ バルサミコソース、ドルチェは旬のラフランスのコンポートです。かなりハードルが高そうですが、せっかくご家族で参加されるのだから…と「家族をあっと驚かせたい」という男心を考えてのメニューです。

パパたちも仕事とは違った緊張感があり、シェフの教えをこと細かくメモしていましたが、料理に入ると、なかなかの腕前です。そして、シェフからメインの鶏肉ソティにお皿に絵を描くようなバルサミコソースのオシャレなかけ方を教えてもらうと、「オー!!」っと歓声が 沸き起こり、どの方も出来上がりを想像して、うれしそうに目をキラキラさせていました。ちょっと時間はおしてしまいましたが、家族揃って会食です。パパたちは子どもたちの様子が気になっていましたが、あちこちでママや子どもたちの「おいしー」という声が聞こえ、頑張った甲斐もあり、大満足の様子でした。そして、もちろんお片づけも今日はパパがします。その間、ママと子どもたちは、別のお部屋で、子ども達がつくった紙漉きはがきにパパへの「ありがとうメッセージ」を内緒で書きました。

エンディングでは、それぞれパパへのメッセージを渡して解散です。パパたちからも「忘れないうちに作ります!!」「またこういう機会があったら参加したい!!」と話しながら、シェフとも熱い握手をして帰っていくのが印象的でした。

テレビでも男性が食事を作る番組が増えてきましたが、家では忙しくてなかなか作れない…という方も多いですよね。でも、たまに料理を作ると仕事の時間とまた違って、とても楽しい!!と思えるはずです。実際に食事を作ると、調味料がどのくらい入っているのか、栄養のバランス、色のバランス…とだんだん色んなことが気になってくると思います。そして、食べてくれる人が美味しいと思っているのかどうか、気になっていることにも気づきますし、頑張って作ったものは大切に食べたいと思うはずです。

男性が作ると台所が散らかったりするかもしれませんが、そこは怒らず大目にみて、作る機会を与えてあげてくださいね…とシェフもおっしゃっていました。

「食べること=生きること」ですので、家族みんなが、食に関心をもって、食事を楽しんでいただきたいと思います。