2013年10月21日
生活協同組合パルシステム山梨
事業・活動支援部
日頃よりパルシステム山梨をご利用いただき、誠にありがとうございます。
9月1回~4回企画でお届けした「山城有機農業研究会の里芋500g」において、基準値を超える残留農薬が検出されたことにつきまして、ご迷惑とご心配をお掛けし、大変申し訳ございませんでした。
改めて、本件の経過と今後の対応につきまして、ご報告させていただきます。
経過について
対象品目
9月4回企画・山城有機農業研究会「里芋500g」(「うまい甲斐」掲載商品)
山城有機農業研究会には、現在4名の生産者がおり、9月1回~9月4回でお届けした里芋はすべて同じ生産者の畑から出荷しておりました。
上記品目から2成分の残留農薬が検出され、検出値は以下の通りです。
成分名 | 分析値 | 残留基準値 |
---|---|---|
ブタクロール | 0.05ppm | 0.01ppm |
オキサジアゾン | 0.03ppm | 0.01ppm |
- 自主検査としてパルシステム品質保証部商品検査センターにて実施しました。
- 2成分ともお米の除草に使う農薬で、里芋には適用外となるため、残留基準は一律0.01ppmとなります。
- 召し上がった場合でも「検出農薬についてのADI評価」により健康に影響がある値ではありません。
- 9月1回~9月4回でご購入頂きました商品代金につきましては、全額返金させていただきます。
検出原因と今後の対策について
- 9月4回でお届けした「里芋」の栽培方法、栽培環境、畑の立地状況の確認を行いました。
- 生産者に栽培状況を確認したところ、隣接した田んぼで6月の代掻き時期に使用した除草剤が、今回検出された農薬成分(ブタクロール、オキサジアゾン)と一致し、隣接田んぼの農薬が移染した可能性が高いと判断しました。
- 山城有機農業研究会では、お米作りについて栽培内容の見直しを図り、畑で栽培する野菜の環境改善に努めます。※パルシステム山梨での同研究会栽培のお米の取り扱いはありません。
- パルシステム山梨では同畑の野菜について、出荷前に残留農薬検査を実施します。また、組合員の皆様に安全で安心できる食品を提供する責務を果たし、生産者と緊張感ある産直関係の構築するために、今後も残留農薬、放射能、品種判別検査を定期的に実施いたします。
10月3回~5回の「山城有機農業研究会の里芋500g」をお届けについて
- 同生産者グループの別の生産者の異なる圃場からお届けしております。
- お届け前に残留農薬検査を実施し、389項目の薬剤に対して検出がないことを確認し、お届けしております。
この件に関するお問合せは、各配送センターまたは、事業企画課までお願いいたします。
事業企画課:055-243-6328(担当:渡辺まで)