パルシステム山梨 長野

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役員による福島視察研修を行いました

役員による福島視察研修を行いました

2013.10.23パルシステム山梨 長野

23_1 10月21日・22日(月・火)パルシステム山梨の理事・監事など14名で、東日本大震災からの復興取り組みや現状を伺い、連携や復興支援取り組みを考える機会とするため、同じパルシステムグループの生協「パルシステム福島」、また「うまい甲斐」で取り扱いのある独自商品取引先の「相馬はらがま朝市クラブ」を訪問しました。
今年は「福島のこどもたち保養プログラム」で組合員の皆さんからのカンパを元に、パルシステム福島の組合員さんご家族に山梨にお越しいただくなど、パルシステムグループのつながりを活かした企画を行いました。

過去記事:福島保養プログラム「富士山を眺め!山梨の夏を満喫しよう」を開催しました

パルシステム福島・本部で、小型蓄電池での照明など災害時への取り組みや、放射能測定について伺いしました。そして、いわき市内の仮設住宅群をぬけ、久ノ浜の仮設商店街「浜風商店街」へのご案内いただきました。ここは小学校の敷地の一角にあり、震災後半年ほどでできた10店舗ほどの商店街でした。被災当時からの写真なども拝見し、いろいろとお話をお伺いすることができました。

23_2翌日は、「相馬はらがま朝市クラブ」を訪問しました。まずは松川浦沿いの加工工場で、代表の高橋さんからお話を伺いました。現地に住み、水産加工業を行う中での喜びや、疑問、苦しさややりがいなど、熱く伝えていただきました。高橋さんの案内で港湾部の被災や復興の様子なども見て回り、仮設店舗テナント内にある「報徳庵」で昼食をいただきました。ここは被災者も支援者も集まれる場所として、朝市クラブで運営しており、これまでの朝市クラブの取り組みの様子なども拝見することができました。

帰路は、福島県の飯舘村を通りました。以前パルシステム山梨で酪農家・長谷川健一さんを講演会にお呼びして、飯舘村の状況などをお話いただきました。

過去記事:「パルシステム山梨オープンカレッジ2011食の講演会「放射能が奪ったもの-酪農家・長谷川健一さんが語る…飯舘村で何が起きているのか-を開催しました

それから2年が経ち、田畑などで行われている除染作業の様子を見ながら、通過してきました。

今回、福島では2年半経過してもなお、多くの取り組みが行われ、課題がある事を、直に視察することができました。引き続き、つながりを大事に活かし、復興支援に繋がる取り組みを続けていきたいと思います。