11月8日(土)ぴゅあ富士大会議室にて、「そのもの忘れ大丈夫?認知症講座」を開催しました。
年をとれば誰でも思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、新しいことを覚えるのが困難になったりします。「認知症」はこのような加齢に伴う物忘れとは違い、体験したこと自体を忘れてしまったり、物忘れの自覚がなかったりする場合は認知症の可能性があります。
今回は、上野原にあるNPO法人もっとらくっとさんに依頼し、「認知症の基礎講座」「紙芝居」「劇」をして頂きました。基礎講座では、認知症を正し く知ることや認知症になる前からの予防や告知(周囲へ認知症になったときの対応)などお話しして頂きました。また劇では、認知症の良い対応・悪い対応をわ かりやすく演じて頂きました。その後、認知症の予防体操を参加者全員でおこないました。正しい姿勢や歩き方など、日頃使わない筋肉を動かし、気持ちの良い 予防運動となりました。すべて自宅でおこなえる簡単な内容となり、日頃の継続が大切です。最後に、パルシステム山梨食育バイザーより認知症予防の食事と題 し、山梨県民の塩分摂取量の実態や和食中心の食事など、食からの予防対策の方法をお聞きしました。
認知症サポーター講座の一環として、今回講座を受けた方には、オレンジリングを配布しました。今、全世界で認知症の方が増える中、多くの方々に正しく認知症 を知って頂き、地域社会から守っていくことが大切と実感しました。パルシステム山梨西桂センターでは、年間4回健康維持講座を開催となり、次回第4弾は、 3月「心のケア」を開催予定となります。お気軽にご参加ください。
