パルシステム山梨 長野

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甲府センター主催「青年農業者交流会2015ファーマーズキッチン-産地の恵みを料理して味わいましょう-」を開催しました

甲府センター主催「青年農業者交流会2015ファーマーズキッチン-産地の恵みを料理して味わいましょう-」を開催しました

2015.11.18パルシステム山梨 長野

11月13日(金)毎年恒例の「青年農業者交流会」を甲府南公民館にて開催しました。

日本の食と未来を担う若き県内外の生産者さん6名が、今回の交流会に参加してくれました。県内からは甲州ワインビーフでおなじみの甲斐市の小林牧場。ぶどう、キウイの産地である山梨市のやはた会。県外からは茨城産直センター八千代支部、JAつくば市谷田部産直部会、JAささかみからは2名の参加となりました。

交流会が始まり、まずは生産者さんからの自己紹介ならびに産地紹介。趣味や生産物に対する想いなど、皆さんが緊張しながらも、参加者に向けてあつく語っている姿がとても印象的でした。中には、「お嫁さんが欲しいので、どなたか紹介してください!」というコメントもあり、会場が笑いに包まれて、とても和やかな雰囲気になりました。紹介の後には、生産者、参加者が一緒にお料理をして交流。メニューはごはん、甲州ワインビーフの野菜添え、春菊の白和え、豆とひじきの煮物、きのこのお味噌汁、季節のフルーツ(キウイ・りんご)。

参加してくれた生産者さんの産地より取り寄せた材料をふんだんに使い、一汁三菜のフルコースを皆さんで作りあげました。お料理をする中での交流は話もはずみ、皆さんが以前からお知り合いのように見えました。

 

 

その後はお待ちかねのランチタイム。素材の良さを引き立てるメニューとなりましたので、皆さんが「とても美味しい」と喜んでいただけました。各テーブルにてお食事をしながら、生産者さんの普段の苦労や、農業に対する想いや生産物に込めた願いなどを直に聞くことができました。JAささかみ(新潟県)については、8月の台風15号の影響により、それまで豊作を見込んでいたお米が一夜にして未曾有の大凶作となってしまったというお話があり、生産者さんの精神的、経済的な打撃を考えると、言葉にならない状況でした。当日メニューのお米はJAささかみのもので、粒は少し小さいものの、食味については何の問題もなく美味しく味わうことができました。今後は買い支えていくことが大事だと感じました。

今回の交流会を通じて、生産者さんと組合員さんが一体となり、繋がることができたと感じています。あっという間の3時間でしたが、元気で前向きな青年農業者の皆さんと交流できて、これからの日本の農や食、未来を心強く感じることができたイベントでした。