2016年5月30日
生活協同組合パルシステム山梨
2016年5月26日付「毎日新聞(山梨版)」記事について
組合員の皆様には、日頃よりパルシステム山梨の事業・運動にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
また、表題の件においては、ご心配をお掛けしております事をお詫び申し上げます。
記事内容については、昨年6月に労働基準監督署より指摘があり、いずれも翌7月に是正させて頂いております。
掲載内容
- 時間外労働の割増賃金の基礎となる賃金に食事手当を算入していなかった。
割増賃金の基礎算定額には、労働基準法に基づき必要な各種手当を算入することになっておりますが、認識の誤りにより食事手当について基礎算定額への算入ができておりませんでした。 - 時間外労働に関する協定が結ばれていなかった。
1日8時間、週40時間を超えた時間外労働を命じる場合、毎年労組などとの書面による協定を結び労働基準監督署へ届け出を行う義務がありますが、管理不足により、2013年度以降、協定が結ばれておりませんでした。 - 書面による控除協定がなく、互助会費を賃金から控除していた。
互助会は福利厚生の一環で、親睦会や慶弔などの対応を行っておりますが、互助会規程および慣例に基づき給与から控除(天引き)を行っておりました。指摘では、税金、保険料以外の給与からの天引きは、書面による控除協定の締結が必要でありました。
この度の件は、組織における管理不足、認識の甘さが招いた結果であることを真摯に受け止め、さらなるコンプライアンス経営に努める所存です。引き続きのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
この件に関するお問い合わせ先
管理・運営本部、電話:055-243-6327