パルシステム山梨 長野

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2011年の新春を迎え

2011年の新春を迎え

2011.1.01パルシステム山梨 長野

パルシステム山梨理事長:白川恵子

 

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新年明けましておめでとうございます。組合員の皆様方におかれましては、2011年の初春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃より、パルシステム山梨の事業と活動に大きなご支援とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。

2010年、パルシステム山梨は世代交代の時を迎えました。この間パルシステム山梨の基本を創り、大きな力で事業と活動を牽引してきた団塊の世代が定年を迎え、それぞれのセカンドステージへとその活躍の場を移しました。新しいパルシステム山梨を築いていくリーダー達はぐんと若返り、大きな変革の時をどのように乗り切っていくのか次世代の手腕の見せ所となっていますが、事業や活動における経験はまだまだ少なく、持てる力をすぐに発揮するという事には繋がらないこともあろうかと思います。しかし、性急に結果を求めるのではなく少し長い目で次世代を担うリーダー達の成長を見守り応援して頂きたいと思います。

この間、くらしの中における格差や貧困が拡大し、雇用や年金問題等将来に不安を抱えた社会の閉塞感はさらに広がり、組合員さんのくらしに大きく影を落としています。10年前に策定した「個人対応型無店舗事業」を支えてきた3媒体の商品カタログや情報システム、物流インフラ等さまざまな取り組みは一定程度成果を挙げてきました。しかし、これまでの取組みだけでは大きな時代の変化や組合員さんのくらしの変化に充分対応できないとして、パルシステムグループでは2009年度から「2020年ビジョン」と「第6期中期計画」(2011年~2013年)の策定作業を開始しました。

パルシステム山梨におきましても、10年後のくらしを見据えたビジョンの最初の中期計画3ヵ年となる、第6期中期計画の策定を開始しました。変化が激しい時代だからこそ、若い柔軟な頭で10年後のありたいパルシステム山梨を、一人ひとりが主体的に考え、自分のことばで語れるビジョンと中期計画を作っていきたいと考えております。

経験は少ないかもしれませんが、若いリーダーだからこそ厳しい状況の中で事業と活動の幅を広げていける可能性を秘めているものと思います。2011年度も変わらぬご支援とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。