パルシステム山梨・組合員の皆さまへ

3月11日(金)午後に東北地方で発生したマグニチュード9.0という観測史上最大の地震、それに伴う大津波等で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
この影響で、すでに報道等でもご存知の通り、電力の供給能力が不足しており、計画停電が実施されております。パルシステム山梨でも、事業所での節電を強化、エコ・リカーショップの閉店時間を早めるなど節電対策を行っております。
しかし、電力需要の増加に伴い、予測できない大規模停電が発生する危険性が出てきました。パルシステム山梨では、更なる節電対策を実施するとともに、組合員の皆様にも呼びかけを行うこととしました。

すでに組合員の皆様には、組合員活動の各種イベント・会議の延期(中止)や商品供給についてのご理解・ご協力をいただいておりますが、事情をお汲み取りいただき、より一層のご協力をお願いたします。

1人1人の想いを集めて、協同の力で、よりよい地域、社会を創っていきましょう!

ご家庭における節電対策について(参考)

電力供給回復も早期には困難が予想されることから、小まめな省エネを習慣づけましょう。

また家庭の電力消費の大半は「エアコン」「冷蔵庫」「照明」「テレビ」で、3月頃の最大利用想定時刻は18時～19時前後とされています。これらを踏まえ、電力消費の多い機器を、時間をずらして使うことも効果ある省エネ行動になると考えます。

参考として、財団法人省エネルギーセンターのHPに掲載の、「家庭の省エネ大事典」をご覧いただくことをお勧めします。各種家電機器の省エネ方法がわかりやすく掲載されています。

停電対策について(参考)

太陽光発電設備を設置している方は『自立コンセント』についてご存知でしょうか。停電・災害時はコンセントを切り替えて、自立運転機能を活用すれば電気が使えます。

詳しくはNPO法人「太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)」が編纂した自立運転機能の使い方を解説した小冊子『停電・災害時の太陽光発電自立運転コンセントの活用』(PDF)を参照ください。

また県内のNPO法人「みどりの学校」の芦澤公子理事長から『夜の停電時対策では、ガーデン用のソーラーライトが、軽くて持ち運びしやすくて使いやすい上、家の中では意外と明るくて便利』との情報をいただきました。実際に家庭で行い効果的であるとのことです。

いずれも、晴れた日という条件はありますが、参考にしていただければと思います。