7月9日(土)に高根町五町田の田んぼでヤゴの羽化を観察しました(ヤゴは早朝に羽化するため、朝の6時に田んぼに集合です!)。ヤゴは田んぼの中で育ち、羽化の季節になると稲に登り、トンボに生まれ変る時を静かに待ちます。田んぼの中では、稲に掴まりその瞬間を待っているもの、ヤゴのカラを抜け出し大きな羽根を広げているもの、また、ヤゴからトンボに生まれ変り、今、飛び立とうとしているものなど、生命が新しい世界へ旅立とうとしている瞬間をじっくり観察することができました。
ヤゴの羽化を観察した後は、田植え約1ヶ月後の田んぼ周辺の生き物を観察しました。ここではおたまじゃくし、クモ、ヤゴ、水カマキリ、豊年エビなど沢山の生き物が生活していることを確認しました。
田んぼは全ての生き物にとってかけがえのない特別な場所だということを改めて強く感じました。時間を忘れるほど必死で生き物を追いかけた子供たちも、失くしてはいけないものがある、ということ肌で感じたことだと思います。
以降の田んぼ塾の活動は8月に入って稲のお花見と夏の生き物観察の予定です。
