パルシステム山梨 長野

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食品添加物学習会を開催しました

食品添加物学習会を開催しました

2011.7.21パルシステム山梨 長野

21パルシステム山梨「食の安全ひろめ隊」では、7月19日(火)に甲府市南部市民センターにて、『食品添加物学習会-聞いてみよう!パルシステムの考え方-』と題して食の安全学習会を開催しました。講師はパルシステム連合会 商品管理本部 品質保証部長 新道元彦さんをお招きしました。当日は49名と多くの方に参加いただきました。

初めに食品添加物、農薬、微生物の法律、表示、検査、死亡例などのお話を伺い、今避けては通れない放射能のお話も伺いました。「現在パルシステムでは添加物、農薬、微生物は国の基準より低い自主基準を作っているので、放射能に関しても国の暫定基準ではなく自主基準を作り組合員に安心を届けたい。」とのお話でした。また、自主検査の機器も導入予定でいるとのことでした。

21_2添加物に関しては未確定なことが多いため 日々の化学の進歩によって国からの使用禁止の例などが出ているそうです。また、食物アレルギーが10年で倍増していることなどは食品添加物の多用が原因と言っているお医者様もいるそうです。パルシステムでは組合員さんの食の安全を最優先に考え不必要な食品添加物、および安全に疑いのある食品添加物は使用せず、使用する場合にも必要最低限に抑え、使用した添加物に関しては組合員さんへ情報開示することを基本とする。という考え方のもと食品衛生法ではなく国際機関の基準、US、EUの基準、食経験の基準を採用しているそうです。

日本人の実際の添加物の使用量調査での数字と、パルシステムで使用可能な添加物を抽出すると総量2830.36mgのところパルシステムでは657.44mgで、パルシステムは日本人の摂取量の23%になるとのことでした。この結果は化学調味料と人工甘味料を使用しないから出せる結果だそうです。

その後、パルシステム商品と市販品との比較をパッケージ裏側の表示を比べながら試食も行いました。添加物を使用しないのにもメリットとデメリットがあり、価格、味、見た目に差が出てしまうということです。パルシステムの食パンには市販品には入っているイーストフード、ビタミンCを使用しないので発酵に時間がかかり光熱費等のコストがかかるために値段が高くなるということだそうです。

今回の学習会ではパルシステムは添加物をできる限り使用しないという考え方をわかりやすく教えていただきました。食の安全ひろめ隊では、これからも食品添加物など食に関わる有用な情報発信をしていきたいと思います。