2月18日(土)に甲府市農業センター農村婦人の家で大豆畑トラストの交流会とトラスト大豆を使った味噌仕込みを行いました。
午前:大豆畑トラスト交流会
- 井筒屋醤油の山寺さんお話 醤油の基礎知識、こだわりの醤油作り、豆トラ醤油について、地域での活動紹介
- 豆トラ倶楽部のお話 新しいメンバーの紹介、2011年度の活動紹介、大豆の作柄について
- 利き醤油 「豆トラ醤油」を含む4種の醤油の味くらべ
- 昼食交流 豆ごはん、味噌汁、辛みそなど
午後:味噌仕込み
- 大豆畑トラスト会員希望者による味噌仕込み
午前中は「豆トラ醤油」を製造している井筒屋醤油(韮崎市)の山寺さんから醤油の基礎知識や醤油作りへのこだわりをお聞きし、クイズ形式で4種類の醤油の味 くらべを行いました。多くの参加者が「豆トラ醤油」を見事に当てることができましたが、中には「いつも使っている味はコレ!」と説得力ある根拠で「豆トラ 醤油」を言い当てた組合員さんもいました☆ お昼は生産者が作った黒豆ごはんと味噌汁を食べながら大豆について、醤油について、地域の農業についてそれぞれの思いを語り合いました。
午後は毎年恒例の大豆畑トラスト会員による味噌仕込みを行いました。味噌作り50年!という大ベテラン組合員さんにご指導いただきながら、みんなで賑やかに行う味噌作りは何と楽しいものか。
仕込む、熟成を待つ、我が家だけの味を堪能する、自家製味噌つくりにはいくつもの楽しみがあります。
それぞれの想いを胸に仕込んだ味噌を大切に抱えて家路に向かう組合員さんの姿はとても微笑ましいものがあり、そこから生まれる物語を想像するだけでワクワクしてしまいました。
真摯に大豆を栽培する生産者、それを支える組合員さん、また活動を広げてくれる地域のメーカーの参加によってパルシステム山梨の大豆畑トラスト運動は成り 立っています。 商品を売り・買いする関係ではなく、畑を通してのトラスト(信頼)関係により、食のこと、農のこと、地域のことを共に考えていくことが運動の柱となってい ます。「地域」という言葉をキーワードに2012年はさらに大豆畑トラスト運動を多くの方に広げていきたいと思いますので、今後も活動にご参加いただける ようお願いいたします。