5月19日(土)山梨県国際交流センターにおいて、フェアトレードイベントを開催しました。フェアトレードとは、途上国の社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の 機会を創り出し、公正な対価を支払うことで、彼らが自らの手で生活を向上させ、経済的に自立できるよう支援することです。
当日は世界を身近に感じてもらうステージイベントとして、まずSorocheさんによる南米フォルクローレ演奏を楽しみました。台湾陽光舞踊団さんによる台湾原住民の踊りでは、参加者の皆さんやスタッフも一緒になって踊り、会場は一体感につつまれました。そして山梨サルサ倶楽部の皆さんと輪になってダンスを踊り、さらに盛り上がりました。
食のブースでは、パルシステム山梨の地域組合員活動に登録されているサークルさんによる、フェアトレードの食材を使った試食品が提供されました。エコシュリンプを使ったエピパンや、チョコレートやナッツを使ったお菓子、チョコバナナやカレーピラフ、紅茶やコーヒー、ハーブティーなどを参加者の皆さんがおいしそうに召し上がっていました。
体験ブースでは、日本ではめったにお目にかかることのできない「殻つきカシューナッツ」をハンマーで割る体験や、フィリピンの草を使った手漉き和紙作り体験など、親子で楽しめるイベントを、第3世界ショップさんの協力のもと行ないました。
また、インド人ベイッドさんによる「サリーの着付け体験」では、参加された多くの女性にサリーを着付け、会場は華やかな異国ムードにつつまれました。
そして地元のフェアトレードショップ「ハーモニー」さんと「ぱるはぴ」では、フェアトレード商品を身近に感じてもらい、販売を通じての活動を行ないました。
今回のイベントをきっかけに、フェアトレードに関心を持ってくれる方が増えてくれたのではないでしょうか。今後もパルシステム山梨では様々なイベントを企画いたします。
