パルシステム山梨 長野

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『荒川さんのサクランボ』残留農薬検査結果のご報告

『荒川さんのサクランボ』残留農薬検査結果のご報告

2012.7.11パルシステム山梨 長野

パルシステム山梨では、組合員の皆様に安全で安心できる食品を提供する責務を果たし、生産者と緊張感ある良好な産直関係を育むため、独自商品の残留農薬検査を定期的に実施しています。6月は甲斐市の荒川さんのサクランボの残留農薬検査を行いました。

検査結果について・2012年度検査結果-no6
検体名 検査内容 検査結果 検査機関
サクランボ(紅秀峰) 222項目分析 ペルメトリン・0.11ppm、アゾキシストロビン・0.15ppm 外部機関に委託検査
  • 0.11ppmのペルメトリンと0.15ppmのアゾキシストロビンが検出されました
  • 検体は、6月3回供給分より抽出
  • 検出数値について
  • 検出数値は、ともに食品衛生法(食品、添加物等の規格基準)、農薬取締法(農薬登録保留基準)で定められた農薬残留基準の20分の1~50分の1と大きく下回るものです。
    • ペルメトリン:検出結果0.11ppm・基準値5ppm
    • アゾキシストロビン:検出結果0.15ppm・基準値3ppm

 

荒川さんの12年度サクランボ栽培は化学農薬を使用しておりません。

荒川さんより7月6日(金)段階で「軟腐病」が発生したが、化学農薬を使用したくないので次週7月9日以降出荷を停止したい」との申告がありました。「使用していないのに微量ですが残留している」原因は現段階では特定できていません。今後、圃場点検等行い、飛散の可能性など原因特定し、対策を講じていきます。

 

検出農薬について(概略)

  • ペルメトリン:ピレスロイド系農薬、ショウジョウバエ・オウトウハマダラミバエ等の殺虫剤使用
    主な商品名:アディオンフロアブル、ガードベイドA、キンチョ-ルE、Ambush
    パルシステムでは「問題農薬」として登録し使用を避けている
  • アゾキシストロビン:殺菌剤として灰星病、褐色せん孔病、炭疽病発生時もしくは予防に使用
    主な商品名:アミスターオブティフロアブル、アミスター10フロアブル、アミスター20フロアブル、ユニフォーム粒剤

 

検査機関による検査報告書は、こちら(PDF・195KB)をクリックしてください。