10月6日(土)富士山アリーナにおいて第4回目の「子育てひろば-ぱるるん2012-」を開催しました。今年度は会場としているアリーナが半分のスペースになってしまい、やむを得ず規模を縮小しなくてはならなくなりましたが、子育て世代の交流の場と地域振興を目的としたこのイベントは、地域から絶大な支持を得て、今年も多くの地域の方とともに作り上げることができました。

今年度の特徴としては、富士五湖青年会議所のご協力により、新設した仕事体験コーナー(仕事体験コーナーの記事はこちら)で、地元産業のうどんやさん、織物の他、銀行、アナウンサー、エステティシャン、ネイリスト、パティシェ、大工の8職業。キッザニアもいいけど、どの職業も地元のプロが教えてくれる親しみ安さと、地元ならではの気配りがあり、とてもアットホームなコーナーになりました。

子どもたちがお小遣いでできる体験コーナー(ウキウキ満載!!子どもの心をくすぐる体験コーナー記事はこちら)では、お馴染みの「デコホイップ」や「ビーズ」「ミニフラワーアレンジ」「積み木コーナー」などのほか、おしゃれボーイ・ガールも満足させる美容師さんによる「前髪カット」「ジェルネイル」なども登場。フードコーナーで は、昨年大人気で完売となってしまった「パルシステム食材で作った、富士シフォンケーキ」や地元の食材で作った「めし屋仙瑞」のこだわり弁当などが次々に完売。授産施設の豊富な種類のパンやクッキーも次々と売れていきました。パパとママのために「ハンドエステ」や「足裏マッサージ」、人気の「スピリチュアル占い」、山梨まんまくらぶによる「乳がんチェック」なども待ち時間をもてあますことなく賑わっていました…。

また、パルシステム100万人食づくり(100万人食づくりHP)の一斉行動日ということもあり、できたての産直米を子どもたちにおにぎりを教え、そのままの米を味わってもらうコーナーも特設。(100万人の食づくり運動「ごはんワクワクひろば」の記事はこちら)

メインのステージ(メインステージの記事はこちら)では、子どもたちの一生懸命さに感動するステージや山梨を元気にする地元アイドル「FUJISAKURA塾」によるステージ、子どもたちが目をキラキラ輝かせて見てくれたサイエンスショー、おなじみとなった、劇団ぱるぱるの公演など、会場に華を添えてくれました。

4年目を終え、スペースは半分になりましたが、会場内はとても盛り上がり、参加者ひとりひとりが自然と「ありがとう」「また来年も会いましょう」と言いながら別れていく様子が感動的でした。今年度は国際協同年とパルシステム山梨50周年ということもありますが、改めて「地域とともに歩む」生協の原点を感じたヒトトキでした。地域の子どもたちのために地域の大人たちが協力し合える地域はきっと「未来の笑顔」へ続いていくと信じています。そして、今の子どもたちがこの恩を胸に将来の明るい地域を創っていくことでしょう。皆様本当にありがとうございました。