11月4日(日) 山梨県青少年センターにて、国際協同組合年記念講演会『国際協同組合年の実践-賀川豊彦たちの活動が問いかけるもの-』を開催しました。
2012年は国連が定めた「国際協同組合年」です。これは貧困撲滅や社会経済への『協同組合』という組織体の貢献が評価されているためです。そこで、今回日本の生活協同組合の父と呼ばれる賀川豊彦とその仲間たちの活動・思想を通じ、その意義と現在への課題提言を学ぶ機会として、賀川記念館館長の賀川督明さんを講師にお招きしました。
国連の国際年テーマから、「持続可能な開発のための教育」の重要性が導かれますが、協同組合運動は、様々な取り組みを通し「人づくり」をする、そういった役割を果たしていること。また、くらしを総合的に受け止めること、他者と共に生きること、痛みをシェアーすることなど、協同組合のあり方や運動の根本について貴重なお話をいただきました。
今年、パルシステム山梨は前身生協から50周年を迎えましたが、今回お話いただいたことをしっかりと胸に刻み、今後も地域に必要とされる存在であるよう努力していきたいと思います。
