12月2日(日)甲斐市の敷島総合文化会館において、パルシステム山梨50周年記念講演会を開催しました。講師にジャーナリストの長谷川幸洋さんをお招きして、「原発・エネルギー問題の嘘と真実」をテーマにお話をいただきました。
野田佳彦政権が決めた「2030年代に原発ゼロ」方針の中身は30年に原発依存度15%とするものであることや、なぜマスコミのクラブ記者がこのような簡単なトリックに騙され、政府の宣伝文句をそのまま報じてしまうのか、また総選挙を控え各党の動きや政策、国民が注目すべきポイント等のお話がされました。参加者からは「私たちに何ができるのか、選挙というチャンスに何をすべきか方向性を示していただいた」「次世代に夢を持たせることが出来ない現状を今後どのように転換していくのかが自分達の選択にかかっている。自分達の社会を自分達で作っていく意識を持ちたい」などの意見がアンケートで出されました。
3.11以降、パルシステム山梨のオープンカレッジは「原発」「エネルギー」「放射能」に焦点を当てた企画内容で開催してきました。次世代によりよい環境・社会を残していくために、今後も様々な角度からの情報を組合員、地域の皆さんと一緒に収集し、そして一緒に学べる企画をしていきたいと考えています。
