パルシステム山梨 長野

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グットファーム公開確認会を実施しました

グットファーム公開確認会を実施しました

2012.12.19パルシステム山梨 長野

12月13日(木)に専門学校農業大学校で、組合員さん、生産者、山梨県農政部及び総合農業技術センター、北杜市役所、農業大学校、パルシステム職員など総勢56名が集まり公開確認会を実施しました。また農業大学校研修生29名の方にもプレゼンに参加をいただきました。

 

今年度は有機かぶ、有機春菊を対象品目として、「グットファーム」を対象産地としてご協力いただきました。

公開確認会は、パルシステムで取り扱っている商品の産地に赴き、生産者と組合員さん双方の視点で生産の現場を確認し合う、パルシステムならではの取組みです。

 

午前中は、グットファームの活動内容のプレゼンを受け、午後からは実際に圃場視察を行いました。

 

組合員さんなどが、産地を訪問し、生産者の思いや考え方、栽培方法などを聞くことや圃場視察を行い、意見交換することにより、産地をより身近に感じていただくことができました。また栽培履歴等の帳票類をもとに出荷基準を確認することもできました。さらにJAS認定を受けているが故の苦労話や生産者の安全な農作物を組合員さんに食べて欲しいという真摯な姿勢も知ることができました。

 

このほか、行政関係や農業大学校の参加により、産地の存在とパルシステムの取組みが地域に再認識されたと思います。

 

公開確認会を通して産地と組合員さんが産地を訪れ、理解を深めることにより、これまで以上の信頼関係が生まれます。さらには地元で活躍する生産者との交流や地域の発展につながっていくことができると思います。

 

グットファームは、構成する会員が全て新規就農者(5名+顧問1名)で、北杜市内で農業を行っています。生産者は個々にJAS認定を取得し、全体出荷量の3割をパルシステムに出荷しています。また「1.公正であること、2.対等であること、3.分担すること、4.発展的であること」を会の約束として運用をしています。

 

グットファームの由来をお聞きしましたところ、「グッド(good)ファーム」ではなく、心に体に「グッと!」くる農業をしたいとの思いから、「グットファーム」となったそうです。