パルシステム山梨 長野

国産・産直・環境にこだわり、安心・安全の食材をお届けします。

2013年の新春を迎え

2013年の新春を迎え

2013.1.01パルシステム山梨 長野

パルシステム山梨・理事長
白川恵子

新年明けましておめでとうございます。組合員の皆様方におかれましては、2013年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 

昨年はパルシステム山梨前身の労働者生活協同組合の1962年4月創立から50年という節目の年を迎え、様々な記念イベントや事業を通し組合員さんや地域の皆様と共に祝うことができましたことを心より嬉しく厚くお礼を申し上げます。

 

パルシステム山梨も他の生協の歴史と同じく、設立当時は日本経済が戦後復興から高度経済成長に向かう中で、消費革命や流通革命にどう対応していくかが課題であり、職域中心に事業は手さぐりで続けられたものと思います。その後、公害問題や食品添加物問題の発生、物価の上昇など、組合員の暮らしの変化と流通近代化のなかで「地域化」の取り組みがすすめられ、女性役員の誕生と同時に組合員活動が展開され、現在のパルシステム山梨へとつながりました。

 

私の知る20年間を振り返りましても、「産直と環境のパルシステム山梨」として事業と運動を展開すると共に、今季J1復帰・J2優勝を果たしたヴァンフォーレ甲府への存続危機時からの継続支援や劇団「ぱるぱる」結成等、パルシステム山梨らしい独自の取り組みを展開する中で地域社会に果たしてきた役割は大きく、社会的にも評価されるまでになりました。これもひとえに組合員さんや行政・市民団体など地域の皆様、そしてパルシステム山梨と共に歩んで頂いた生産者やメーカーのご協力のおかげと心より感謝申し上げます。

 

東日本大震災から1年9ヵ月過ぎようとしている、昨年末には衆議院選挙が行われ政局は大きく変化しました。原発問題をはじめTPPやエネルギー問題・少子高齢化・財政悪化など、日本社会や経済は待ったなしの状況になっている中、私たち国民の思いや意向をしっかり受け止め実践してくれる政治や政治家であって欲しいと強く思います。それには私たち一人ひとりが国民の責務として政治に参加し、政治家を見守っていかなければならないと思っています。

 

改めて、安心・安全だけではない物語のある商品作りと、心豊かなくらしと共生の社会創りに向け、この先50年、100年と新しい時代を創造するパルシステム山梨として成長と発展をしていきたいと思いますので、本年も引き続き皆様の変わらぬご支援やご協力をよろしくお願い申し上げます。