3月12日(火) ぴゅあ富士にて富士五湖センターの組合員活動を支えていただいている、センターサポーター、食育バイザー、環境バイザー、PLA、LPA、保育・家事支援活動などの人材ネットワーク登録者、そして各サークル活動メンバーを対象に交流会を実施しました。参加者は62名。

午前中は、それぞれの1年間の活動内容の報告を順番で行います。それぞれ報告も工夫されていて、センターサポーターは会議の様子を寸劇にしたり、サークルさんたちは、パワーポイントを使って一年間の活動写真をまとめてきたり、もちろん口頭の報告や作品を展示したりするところもあり、お互いに同じ地域に住んでいても知らなかった活動を知ることが出来ました。何よりも皆さんがイキイキとプライドを持って組合員活動をされていることがとても印象的でした。さらに、人材ネットの活動や理事ってどういうことをするの?小委員会って何?といった話もできたので、サークル以外の活動に興味を持っていただく機会になったと思います。

午前中の締めは、忍野フォークダンスサークルの皆さんによる、ダンスの発表と会場全体でのフォークダンス体験です。実際にみんなでダンスを体験する時は、はじめは恥ずかしさと戸惑いがありましたが、だんだんとステップを覚え、音楽に合わせると楽しくなり、多少間違っていても気持ちが高揚してきます。またはじめて会った人と手をつないだりすることで、親近感がわき、終わった後は自然とあちらこちらで笑いあい拍手を交わすなど打ち解け、フォークダンスならではの意味や楽しさが体験を通して知ることができました。

昼食は、パルシステムの組合員でもある、こだわりの和食や「仙瑞」さんの特別弁当です。パルシステムのケーキと新登場した産直あずきの羊羹もデザートに昼食交流にも花が咲きました。

午後は体験コーナーです。フラワーアレンジ、アロマ、座って出来る整体、ドイツのおもちゃ展示や布ナプキンの展示販売などなど、サークルのスキルを持った方たちが特別価格で体験を提供していただきました。

参加者からは、「日ごろ自分たちの活動しか知らないので、こんなにたくさんの活動があることを知って刺激になった」「サークルだけではなく、センターサポーターや人材ネットの活動が知れて人材ネットは活用してみようと思った」「シニア世代のいきがいづくりに今度フォークダンスを教えていただいたり、フラワーアレンジも楽しそうね」などとそれぞれ横のつながりもでき、いい交流会になりました。来年もぜひ!!と多くの方から言われましたので、ぜひ、毎年開催して地域の活性化につなげていきたいと思います。

前日の3月11日で東日本大震災からちょうど2年経ちました。あの時の恐ろしい記憶によって、あらためて今後起きるかもしれない災害の怖さと同時に、何もなくなってしまった中で、人とのつながり、助け合う事がいかに重要かを思い知らされました。

このような交流会や生協の組合員活動を通して、より多くの地域のつながりができ、たすけあう地域になっていくことをとてもうれしく感じたヒトトキでした。