3月29日ぴゅあ富士より、毎年恒例になった春休み親子料理教室の依頼を受け、牛乳をもっと利用してもらおうというコンセプトで、牛乳を使ったおやつ作りに挑戦していただきました。参加者は定員を超えた27名。

一番初めに本日のメインである、「チーズづくり」です。牛乳と生クリームに酢を加えて分離したものをさらしで濾して球形状に固めました。冷やして固めている間にその他、牛乳フルーツグラタン、みるくもちを作ります。2歳のお子さんから参加していただきましたが、どれも簡単で、出来上がるたびにおなかがすいて食べたくなっちゃう…。

今回はMILK CAFEということでカフェの雰囲気も出そうとミッキーちゃんのナフキン折りにも挑戦。ドリンクも冷凍ブルベリーと牛乳でつくったシェイクを楽しんでいただきました。

今回作ったチーズは甘みも塩気もないので、そのままサラダのトッピングでもいけるし、今日のようにブルベリーソースやハチミツと合わせて、チーズスイーツでもいけます。アレンジが聞くチーズなので、参加したお母さんたちも簡単だから早速家でも作ってみようとおっしゃっていただきました。

最近は“牛乳”の風評被害で牛乳全体の利用の低迷が続いております。しかしながら、日本人のカルシウム不足は解消されておらず、カルシウムを多く含む食品の中でも吸収率がいいのは、ダントツに牛乳だそうです。

パルシステムのキャラクターが牛乳のキャラクター「こんせんくん」であるように1970年代にお母さんたちが子どもたちに飲ませる安全な牛乳が欲しくて生協運動にかかわり、農薬を使わない牧草地域ということで、根釧地区に限定した牛乳を商品化してきたように安全なパスチャライズド製法の牛乳は生協の象徴ともいえます。

いまだに一般には、からだに有用な菌も殺菌してしまう超高温殺菌牛乳がほとんどの中、MILK CAFEを通して、パスチャライズド製法、パルシステムの牛乳、そして牛乳を摂り入れるメリットをお伝えできたかなと思います。

今後、出前講座メニューとしても誕生しますので、お楽しみに…。