パルシステム山梨 長野

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「荒川さんのサクランボ」残留農薬検査結果のご報告

「荒川さんのサクランボ」残留農薬検査結果のご報告

2013.7.01パルシステム山梨 長野

パルシステム山梨では、組合員の皆様に安全で安心できる食品を提供する責務を果たし、生産者と緊張感ある良好な産直関係を育むため、独自商品の残留農薬検査を定期的に実施しています。6月は甲斐市の荒川さんのサクランボの残留農薬検査を行いました。

 

  • 薬剤検査 390項目
  • 検査機関 パルシステム連合会 商品検査センター
  • 収穫日 6月11日
  • 検査日 6月19日
検査の結果8成分の農薬が検出されました
使用目的 農薬成分 農水省残留基準 検出値 出荷基準 防除計画有無
殺菌 フェンブコナゾール 1ppm 0.122ppm
殺菌 アゾキシストロビン 3ppm 0.012ppm ×
殺菌 キャプタン 5ppm 0.009ppm ×
殺虫 クロチアニジン 5ppm 0.012ppm ×
殺虫 チアメトキサム 5ppm 0.125ppm ×
殺菌 ピラクロストロビン 2ppm 0.067ppm ×
殺虫 ブプロフェジン 1.9ppm 0.045ppm ×
殺菌 ボスカリド 3ppm 0.170ppm ×

 

農水省が農薬取締法で定める「指定農薬」成分に該当し、全て微量な検出値で「残留農薬基準」の範囲内でした。

 

パルシステム連合会では、「残留農薬基準」の「1月2日以上」検出の場合に、出荷停止にしていますが、該当しません。また、「栽培計画及び事前申告 のない成分」が農水省基準の「1月10日以上」検出の場合に原因調査の上、対策をおこなうことにしていますが、こちらにも該当しません。

 

しかし、パルシステム山梨では、防除計画や使用記録にない7成分が検出され、原因が特定できないため、飛散被害や混入などの可能性を含め、調査を開始しました。その上で生産者と協議し対策を講じる予定です。