パルシステム山梨 食の安全・食育委員会は9月1日(日)に中央市玉穂総合会館において「チャレンジこども弁当」を開催。今年で3回目となりました。
「弁当の日は」親の手を借りずに、子ども自身が調理、箱詰めに至るまで一切の準備を行う中で、食べ物の大切さや親への感謝の気持ちを学んでいきます。
今回は小学校1年生から6年生までの20名がお弁当を作りました。今年度のメニューは懐かしい味と題し、「松風焼き」、「ゆでオクラのしょうゆオカ カあえ」、「切干大根の梅あえ」を4つのグループになって調理。またお父さんチームを今年は設け上記のおかずに加え、「大豆の鉄火味噌」を調理して頂きました。
各テーブルには食の安全・食育委員会のメンバーと食育バイザーがそれぞれ子ども達、お父さん達にアドバイスをしましたが、皆さん手際がよく、予定の時間よりも早く完成することが出来ました。
お母さんたちは別室にて県内で初めて弁当の日に取り組まれた、元猿橋小校長、天野文義さんのお話を聞いていただきました。アンケートでは、家庭の中での躾の大切さ、家族団らんの時間が大切など…今回のお話を聞いて改めて親と子どもの接し方が大事だと感じました。
料理ができたらお弁当詰めと、お父さん・お母さんにメッセージを作成。
自分の分とお母さんの分も作りましたので、子どもたちはその分のお弁当詰めもおこない、それぞれにメッセージも記入して添えました。今回は出来が良かったせいか、みんな自信をもって詰めている様子が伺えました。またメッセージもそれぞれ個性を出して作成しておりました。
お弁当を詰め終わったら、みんなで「いただきまーす」子どもたちには敬遠されがちな和食のメニューでしたが、とても美味しく、また自分で作った事もあって、ほぼ全員が完食。みんな満足そうな笑顔で食べておりました。
お弁当を作った子どもたちは一回り大きく成長したように感じます。また、お家の人たちも、とても充実した日になったのではないでしょうか。
これからも食の安全・食育委員会は組合員さんや地域の方々に食の安全や食育をひろめる活動を行なっていきます。