パルシステム山梨 長野

国産・産直・環境にこだわり、安心・安全の食材をお届けします。

本部事務所職員も救命講座(普通救命講習I)を受講しました

本部事務所職員も救命講座(普通救命講習I)を受講しました

2013.10.02パルシステム山梨 長野

02_1 この間、甲府・富士五湖・いちのみやの配送センターで受講しておりました救命講座を、本部事務所でも9月28日(土)に受講いたしました。

パルシステム山梨は、これまでに各市町村との見守り協定(注)の締結を進め(2013年10月1日現在で県下9市町村と締結、今後も各市町村と締結に向けて調整中)、将来に渡って高齢者・障がい者が安心して安全に暮らせる地域社会の実現に向けて取り組んできました。

当日は、所轄の甲府南消防署の井上さんの指導のもと、救命処置に関する基礎知識・技術(AEDの使用法や心肺蘇生法等)を受講しました。

前半はDVDによる「救命のリレー」を視聴しました。救命のリレーとは…。心臓や呼吸が止まった人の治療はまさに1分1秒を争います。119番通報し、現場に救急車が到着するまでには全国平均で約8分かかるのだそうです。その間に我々市民が出来ることが今回学んだ人工呼吸や胸骨圧迫、AEDを用いての心肺蘇生法です。そこ(市民)から救急隊に引継ぎ、救急隊から医師に引き継ぐ…市民―救急隊―医師この連携を救命のリレーと呼ぶのだそうです。

02_2後半は実技です。人形を相手に胸骨圧迫をするわけですが、TVドラマなどでも見たことがある光景。実際にやってみると、胸部を圧迫するに要する力と、テンポの速さは想像以上で、1分間に少なくとも100回のテンポで、30回連続して絶え間なく圧迫するとのことで、大変な持久力を要します。参加者は息切れしながらも真剣な表情で指導を受けました。

今回学んだことが実際には使われないのが最良なのですが、配送や仲間づくりと私たちが地域に出たときの万が一のときには少しでもお役に立てるように、今後とも各市町村との連携をはかり広く地域の安心・安全に貢献し、生協の社会的役割を発揮していきたいと考えています。

(注)見守り協定とは…商品を週に一度お届けする「配送業務」と、日々地域を歩き弊組合へ新規ご登録のお誘いする「仲間づくり業務」の2つの業務に従事する担当者が地域の異変(新聞が何日分も溜まっている…、生活道路上で倒れている…、困っている…等)に気付いた場合、即時に警察・救急車へ通報する事は勿論、前述の通り行政と連携し、地域住民の安全で安心できる暮らし実現に向けての取り組み