11月8日(金)恒例の「青年農業者交流会」が今年も開催されました。今年の開催場所は、秋の清里高原!紅葉の美しい「清里清泉寮」にてにぎやかにおこなわれました。

TPPや減反政策の廃止・見直しなど、日本の農業は大きな岐路に立たされています。そんな日本の食と未来を担う若き県内外の生産者さん9名が、今回交流会にやってきてくれました。

開会後、生産者の皆さんから、まずは自己紹介…。今年は「こう見えても私○○なんです」というお題を事前にお聞きし、自己紹介の際にボードにて発表いただきました。「元イタリアンシェフでした」「毛虫がいまだに苦手です」「フルマラソンランナーです」「痩せました…(何と50kg?!)」などなど意外な一面も披露され、会場にはどよめきや笑いが起こりました。自己紹介後は、各テーブルに分かれてもらい、ちょっとしたアイスブレイクのゲーム『人間知恵の輪』をおこないました。会場が和んだところで、いよいよお話交流タイムに突入。楽しい雰囲気の中、農業のこと、食のこと、普段感じていることなどをじっくりお話しました。青年農業者の皆さんの普段の苦労や、農業に対する想いや生産物に込めた願いなどを直に聞くことができ、参加者一同胸が熱くなりました。

たくさんお話した後には、お待ちかねのランチタイム。清泉寮のシェフにご協力いただき、今回参加の青年農業者の皆さんが、心を込めて育てた食材をふんだんに使って調理した、贅沢なメニューです。「本日限り!シェフ特製!コトコト煮込んだワインビーフ&産直野菜の秋カレー」「フレッシュ!サラダバー」「スイーツ、フルーツバー」「清泉寮パティシエのこだわりミルクプリン」のメニューを皆さんにバイキング形式でお召し上がりいただきました。

どのメニューも本当に絶品で、家庭ではなかなか出せないシェフの味に参加者全員大満足でした!そんな、美味しいお料理を作ってくださった清泉寮のシェフにも最後ご登場してもらいました。会場の大きな拍手の中、「今日の料理が美味しかったとしたら、それは、素材の力です。私は手の混んだ事はしていません。「素材の力」それに尽きます」というシェフの言葉には、さらに感動しました。

たくさんお話して、おいしく食べて…あっという間の2時間30分でした。若くて元気な青年農業者の皆さんと交流して、日本の農や食、未来を心強く感じることができたイベントでした。