パルシステム山梨 長野

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3月8日(土)産直産地の支援活動を実施しました

3月8日(土)産直産地の支援活動を実施しました

2014.3.10パルシステム山梨 長野

2月14日(金)、15日(土)に降った記録的な大雪により、パルシステム山梨の産直産地は大きな被害を受けました。

 

ビニールハウス、鶏舎、牛舎、その他農業施設の倒壊や破損に留まらず、本格シーズンを迎えるための春作業にも大きな影響を与えることになりました。

 

パルシステム山梨では産地の役に立ちたいという想いで、役職員の有志14名と産直産地である秋田県大潟村の生産者グループ「オーリア21」の2名、総勢16名で産地支援活動を実施しました。

 

今回支援を行った産地は果樹栽培を行っている山梨市の「やはた会」と笛吹市の「御坂うまいもの会」の2産地ですが、いずれも倒壊したビニールハウスの撤去作業に人手を要するという連絡を受け、支援に向かいました。

 

支援先の産地で見た光景は想像を上回るほどひどい状況でした。

 

果樹の上にのしかかる状態のまま倒壊したハウスは想像を絶する程ひどく折れ曲がっていたため、撤去作業は簡単なものではなく、ハウスの骨組みである 頑丈な鉄パイプを工具で切断しながら解体をすすめなくてはならないことも多くありました。また、倒壊したハウスのビニールを剥ぐために、足場が悪い場所で 作業を行わなければならない場面もありました。そんな厳しい状況の中での支援活動となりましたが、現場に暗く沈んだ雰囲気はなく、再建に向けた生産者の熱 意を受けて、みんなで協力してこのピンチを乗り切ろう!といった気運が生まれていました。

 

今回の雪害による被害は甚大であり、引き続き支援が必要な状態であることは間違いありません。

 

しかし、今回の支援活動で私たちは生産者に勇気をもらいました。

一人では小さな力であっても、励ましあいながら協力していくことが大きな力となり、それが未来への希望へと繋がっていくのです。

現在、パルシステム山梨では緊急支援カンパを実施中です。ご協力いただくようお願いいたします。

 

雪害緊急支援カンパ呼びかけを実施しています