前日の台風も朝方には去り、春日居小学校5年生70名とパルシステム山梨のコミュニティに登録している「ワイワイエコ春日居」の皆さん7名が、10月14日に稲刈りを行いました。
ワイワイエコ春日居代表の佐藤洋子さんが、10年前より、ご近所の方から田んぼをお借りして、子どもたちにお米作りを伝える活動をしています。
当日は、ぬかるんだ田んぼで、一株一株を大切に刈りました。ほとんどの子どもは、初めての稲刈り。なれない鎌で刈り、束ねて、はざ掛けまでの作業を体験しました。
稲刈りより、泥まみれになることに気をとられて、なかなか作業が進まない様子でしたが、刈り終わった株元が広がるたびに、子どもたちのがんばる姿が初々しく感じられました。
稲刈り終了後、佐藤さんから、「皆さんは不自由なく毎日、ご飯を食べられますが、世界中には、食べる物が無く、亡くなくなっていく子どもが、今も尚、たくさ んいます。食べることは、生きていくことと同じ。皆さんが今日の体験を通じて、食物を大切にしてほしい」と伝えました。
今年は、120キロあまり収穫を見込んでいます。その一部をフードバンクに寄贈する予定です。今から、新米が楽しみな春日居小5年生です。
