パルシステム山梨 長野

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もずく産地、沖縄・恩納村へ産地研修に行ってきました

もずく産地、沖縄・恩納村へ産地研修に行ってきました

2014.10.22パルシステム山梨 長野

22_110月17日(金)・18日(土)の1泊2日で、パルシステム山梨の職員5名が、パルシステム埼玉との合同で、「もずく」「海ぶどう」の産地、沖縄県恩納村へ産地研修に行ってきました。

恩納村と恩納村漁協、メーカーの「井ゲタ竹内」とパルシステムは2009年に「恩納村美ら海産直協議会」を設立。もずくを中心とした産直活動を通じて、恩納村漁協が進めている環境保全活動(サンゴの植え付け活動)に一緒に取り組んでいます。

今回、産地の加工センターではもずくの異物選別を体験してきました。海の中で育てているので、海中生物や他の海草など様々なものが原料には入っており、それらを全て手作業で取り除くのは、かなり大変な作業でした。

 

22_2また、もずくはきれいな海にしか生息できない事もあり、大事になるのが遠浅の海を守る「サンゴ」です。オニヒトデの食害や、海水の高温により白化する現象で サンゴが死滅すると、もずくの生産量も不安定になるそうです。そういったことから、パルシステムでは2010年からサンゴの植え付けを、述べ5,000本 以上おこなっています。海上から船底がガラス張りの船で視察してきましたが、底まで見えるきれいな海に、産卵するまでに大きくなったサンゴが息づいていま した。またその周りを色々な魚が泳いでいる光景から、豊かな海の生態系を感じました。

パルシステムでは、組合員さんがもずくを利用することで、その利用金額の一部(ポイントカンパを含め)がこの海を守る活動につながります。わたした ちも現地でサンゴを基台に括り付け、基台にはメッセージを書いてきました。11月1日(土)の商品展示会には、「井ゲタ竹内」さんが、このサンゴ植え付け 用の基台を持ってきてくださるので、来場者にメッセージを書いてもらう予定です。ぜひお越しください。

地域の特色、関わる生産者・メーカーさんの想いの詰まった商品を、皆さんにお伝えし届けていけるように、頑張っていきたいと、強く感じました。