11月26日(水)パルシステム山梨食の安全・食育委員会が主催をして食の安全学習会「パルシステムの菜種油を通じて遺伝子組み換え食品を学ぼう」を開催しました。
パルシステムの「圧搾一番しぼり菜種油」を製造しているメーカーの有限会社平田産業の平田副社長と営業企画の中村さんを講師にお話していただきました。
一般的に流通している菜種油は遺伝子組み換えをされたものになり菜種の大部分がカナダ産になりますが、平田産業の菜種油の原料はオーストラリアのカンガルー島で生産されている非遺伝子組み換え(NON-GMO)となります。
今では確保が厳しくなっているNON-GMO菜種ですが、オーストラリアの生産者たちと国産産直の契約を結び、こだわりの原料確保に努めていただいています。
また、搾油方法も菜種に圧力を加えて搾る「圧搾法」によって出てきた油のみ使用している事や精製方法も食酢で前処理、湯洗にて精製しているなど、こだわりを持って作っていただいています。
実際に説明をしていただいた後、「圧搾一番しぼり菜種油」で揚げた天ぷらを試食。食べて頂いた方からは「おもくない」、「サクッとしている」などの感想が上がりました。
講義自体は1時間で終わりましたが、参加者からは終始質問が飛び交い質問だけで講義と同じ1時間を取るなど、参加者がとても熱心な姿が印象的でした。
アンケートでも圧搾・精製方法がわかりやすく勉強になった。遺伝子組み換えについて真剣に考えていきたいなど非常に良い意見を頂きました。
これからも食の安全・食育委員会では添加物や遺伝子組み換え食品についてなど正しい知識を組合員・地域の皆さまに身に付けて欲しいと思い、活動をおこなっています。