食物アレルギー講演会&食物アレルギー対応食展示会「家族が笑顔で過ごすために- アレルギーについて勉強しよう」を甲州市民文化会館で開催しました。
NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク・赤城智美氏に講演いただきました。
アトピーやアレルギーをめぐる課題、症状や傾向、危機管理情報など様々な問題についてお話をいただきました。
メーカーの商品回収など、特に表示ミスやラベル誤貼付、貼り忘れなどが多く、その数も年々増加傾向にあります。
以下のように消費者にはわからない表示で販売されています。(一例)
米粉ケーキミックス(原材料:米粉、植物たんぱく、粉末水あめ、ぶどう糖、ベーキングパウダー、香料、原材料の一部に小麦を含む)
食後喘鳴、息が苦しくなった。5歳:(原材料の一部に小麦を含む)の表示は少量と判断して様々なものを購入していた。誤食経験なかった。植物性たんぱく=小麦グルテンだった。製品300g中27gがグルテンだった。
赤城先生は、排出を考えること、腸内環境を整えること、今ある症状を治療、コントロールすること…、子ども自身が生きる力を養い、食べるものや食べることに関心を持ち、対話力を身につけることなどお話をしてくださいました。
アトピッ子地球の子ネットワークは、電話相談をはじめ調査情報提供など様々な活動を展開されております。関心のある方はこちら。
甲府を拠点にアレルギーについて情報交流や安心の場づくりを行っている甲府アレルギーフジザクラの会は、こちら。
甲州市を拠点にアトピ-子育て支援をしているアトピー子育て支援TAKESは、こちら。
ぷれーんぺーじに掲載されているメーカーさんにお集まりいただき、食物アレルギーに対応した食品についてお話をしたり、試食したりして、楽しみました。
今回のイベントは、パルシステム共済連のたすけあい活動助成金の事業として開催しました。