3月15日(火)垣田達哉氏食品添加物講演会「食品添加物って」を開催しました。最近問題になった廃棄カツについて話をされ「安いものには訳がある」ということの裏付けを説明されていました。異物混入の問題点や偽装事件の実態など具体的な事例を交えて説明していただきました。
食品表示と法律について今後一本化されることを現在の表示からわかりやすく説明していただきました。規制対象外のものにもいろいろあり、表示されない添加物について具体的な注意点を教えていただきました。
卵の黄身の色が濃いほど栄養があると思っている人もいるかもしれないが、それは鶏に着色料を混ぜて食べさせているからであるということを実際に実験で鶏に与える飼料で黄身の色が変化していく様子などでわかりやすく説明されていました。添加物の安全性では、子供のアルミニウム過剰摂取やコチニール(カルミン)色素、加工肉と食肉について、糖類(糖分)人工甘味料、トランス脂肪酸(水素添加油脂)、カフェイン過剰摂取による危険、エナジードリンクは要注意!など多岐に渡り説明していただきました。
参加された方からは「小さい子供がいるのでためになりました」「惣菜やベーカリーは手作りなので安心だと思っていました。自分の思っていたことが実は間違っていたことがわかり良かったです」「改めて安全な食を選ぶ大切さを自覚した」「目が覚める思いで聞かせいただきました。自分の思い込みで良いものと認識していたものが実は間違っていたことに気付けて驚いています。食の安全性の意識をもっと高めないとと感じました」という声をいただきました。