11月1日(火)に玉穂総合会館におきまして、産直連続講座「きちんと育てたチキンを知ろう!~つくるじゃん!たべるじゃん!うまいじゃん!~」を開催いたしました。
当日は、岩手の方から生産者もいらっしゃいまして19名の組合員さんと交流を深めていただけました。
まずは、鶏肉について基本的な知識を学習し、パルシステムの産直鶏産地のまでっこ鶏の取り組みの説明がされました。「までに」というのは岩手県の方言で「丁寧に」「丹念に」という意味です。鶏舎の清掃の徹底ぶりや、外気を取り入れる開放鶏舎にてカーテンを開閉しての温度調整など文字通り「までな」飼育ぶりに感心の声が聞かれました。また、までっこ鶏の産地のひとつの十文字カンパニーは、鶏糞のバイオマス発電にも取り組んでいます。今月からパルシステム電力を通じて電気を供給しています。まさにタイムリーな話題も提供いただけました。
会場を調理室に移して、鶏の解体実演を行いました。ひとつひとつの部位を丁寧に解体して説明していきます。「軟骨って2種類あるのね」「鶏ガラって肉にならない部分のところなんですね」と初めて知る方も少なくありませんでした。
さて、甲府センターサポーターのレシピによる料理実演コーナーに入ります。
生産者、メーカーの方も組合員さんと一緒に調理をしていきます。メニューはカオマンガイ・つくねスープ・鶏モモのキムチサラダと甲府センターサポーターが考案したレシピとパルシステム山梨開発商品「カレーだっ手羽」と人気商品「チキンナゲット」をこしらえました。
そして、楽しい食事会。今回、生産者・メーカーは7名も来てくださいましたので、それぞれのテーブルで交流をしていただくことができました。
最後の感想の発表の際には「こどもも連れてきたかったです」「いままで、漠然と安全と感じていましたが、より深く知ることができました」の声も複数寄せられました。普段何気なく食べている鶏肉ですが、多くの方の努力によって作られていることを改めて感じていただけたようです。