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産直連続講座 たまごの産地「峡南鶏友会」知っているようで知らないたまごの世界を開催しました

産直連続講座 たまごの産地「峡南鶏友会」知っているようで知らないたまごの世界を開催しました

2017.3.24お知らせイベント

3月17日(金)一宮センターにて産直たまごでおなじみの「峡南鶏友会」市川さん、パルシステム連合会 産直開発課 吉村さんを講師に産直連続講座 たまごの産地「峡南鶏友会」知っているようで知らないたまごの世界(一宮センターサポーター主催)を開催いたしました。

 

 

当日は12名の組合員さんが参加され、普段食べているたまごについて生産者さんの視点から学ぶ貴重な機会となりました。始めに鶏舎についての説明がありました。

 

一般の鶏舎はウインドレス鶏舎。

ウインドレス鶏舎とは、太陽の光は遮断された鶏舎。鶏舎内は完全に密封状態、照明や空調設備を用いて日照時間や温度・湿度を人工的に管理し生産効率を上げています。一方、峡南鶏友会は光と風が通り抜ける開放鶏舎。自然の光と風を通し、夏は暑く冬は寒いという季節を感じられる鶏舎の中でなるべくストレスを与えないよう育てています。また、飼料の50~60%を占めるトウモロコシは「非遺伝子組み換え」「収穫後の農薬不使用」限定というこだわりぶり。ゆったりとお話しされる市川さんから、にわとりへの愛情が伝わってきます。どれだけ大切に育てているのか?、参加者の皆さんも真剣に耳を傾けておられました。

 

連合会の吉村さんからはパルシステムの産直4原則についてや産直たまごの取り組み、市販のたまごとの違いについて詳しい説明がありました。話はさらに進み完全栄養食品の卵。なのに「たまごは好きなんだけど、コレステロールがちょっと・・・」「一日1個しか食べられないの?」の疑問にもふれ、たまごにはコレステロールを除去するレシチンが含まれている話や摂取基準見直しの話から、たまごを普段の食事に是非活用してくださいとのお話をいただきました。

 

その後、パルシステム山梨のホームページに掲載されている峡南鶏友会の動画を視聴。

にわとりの元気いっぱいな鳴き声にかき消されながらも、市川さん親子による鶏舎の説明と生卵を一気飲みする市川さんの息子さんも見ることができます。

 

 

お話しの後は、一宮センターサポーターによるおもてなしタイム!!

市販のたまごとの食べ比べもおこない、味の違いはもちろん、溶きたまごの質感の違いに一同驚きを隠せない様子も見られました。

 

 

当日のメニューは「鶏そぼろご飯」に「いり卵」「スナップえんどう」「納豆」「きゅうり」「まぐろ」「ねぎ」「温泉たまご」をお好みでトッピング。春を感じる「ミモザサラダ」「具だくさんのかきたま汁」「カスタードプリン」「産直たまごのカステラ」サポーターさんおすすめ「きなり掲載」うぐいす豆と黒豆の「豆かんてん」とセンターサポーター心づくしの手料理に皆さん、笑顔でお腹も心も満足された様子。

 

ランチタイムも質問が飛び交い、廃鶏についてやたまごの食べ頃など質問は尽きません。参加者のおすすめたまご料理なども伺い、終始和やかな雰囲気でイベントは終了。市川さんは毎日たまごを3個!!召し上がるとのこと、元気の秘訣が解き明かされました。

 

 

参加者の声

  • 初めて参加させていただきました。普段、食べているたまごがどうやって生産されて手元に届くのかを知る事ができて良かったです。生産者の方の想いを聞いたりできるのはパルシステムならではだと感じました。
  • たまごと言っても奥が深いモノだと改めて考えさせられました。ただ届けられるモノを食べるだけではなく、背景も考え話題にし食べていけたらと想いました。
  • 身近なたまごですが、私達の所に届くまでには多くの方達の手がかかって育てられていることを改めて教えていただきました。これからもたまごを食べる時にはそんな事も思いながら大事に頂こうと思います。

 

“選ぶで変わる”ほんもの実感!一宮センターではこれからも皆様に喜んでいただけるイベントを開催してまいります。