3月4日(日)甲府市総合市民会館に於いて、オープンカレッジを開催しました。オープンカレッジは組合員に限らず、一般の方にも広く参加していただき知識を学ぶ場として毎年開催しております。
今回は、映画「被ばく牛と生きる」の上映会を開催し、160名の方にご参加いただきました。
この作品は、2011年の東電福島第一原発事故の影響で、被ばくしてしまった飼育牛と、その殺処分通達に抗い・苦闘する畜産農家を5年をかけ、丹念に追い続けた、命の尊厳を問う渾身のドキュメンタリーです。
当日来場者のアンケートより-抜粋
- 知らなければならない現実を知ることが出来て良かった。こうしている毎日の中でも、このような思いをしている人がいることを忘れてはいけない。
- 一度の事故で、人間を、動物を、自然を踏みにじる原発はゼッタイ、いらない!
- 誰が悪いのか、何が良くなかったのか。自問自答しながら見ました。
- 重い現実でした。ですが、私たち日本人が知らなければならない事でした。彼らの想いを受け止めました。原発のない社会を私たちの手で作ろうと再認識しました。
- 多くの人に観ていただきたいドキュメンタリー映画だと思います。原発反対です!
- ドキュメントなので、見ているのも辛いシーンがたくさんあり、だけど知らないといけない事だと感じました。存在することが許されない命。この平和な日本で原発事故のために殺処分、見捨てられた多くの命。そこに再稼働している原発。日本国民として、この事実をしっかり受け止め、自分たちに出来ることをしてかなくてはと思います。
パルシステムグループとしても、2012年よりエネルギー政策として「減らす」「止める」「切り替える」を確認し、事業と運動を一体的に進めてきました。本映画にも協賛しております。
また昨年からは、FIT(再生可能エネルギー)電気中心の「パルシステムでんき」取り扱いも始めています。
改めて、原発事故の影響を深く胸に刻み、脱原発・再生可能エネルギー中心の社会への転換が進むよう様々な取り組みを、地域・組合員の皆様と一緒に進めていきたいと思います。