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健康福祉センター(南アルプス市)にて産直連続講座「八女のTea茶―に教わる 緑茶カフェ」を開催

健康福祉センター(南アルプス市)にて産直連続講座「八女のTea茶―に教わる 緑茶カフェ」を開催

2018.7.23お知らせイベント

 

7月18()に南アルプス市健康福祉センター(かがやきセンター)におきまして、JAふくおか八女職員の室園さんと、八女茶の生産者で日本茶インストラクターの永松さんを講師に産直連続講座「八女のTea茶―(※ティーチャー)に教わる 緑茶カフェ」を開催しました。当日は南アルプス市を中心に15名の方にご参加いただきました。

 

 

八女は、玉露など高級茶の産地として全国に知られていますが、生産者の高齢化も避けて通れない課題になっています。また、全国的に日本茶の需要も年々減少傾向にあります。そんななかで今回来られたのは30代の若手コンビで、日本茶ならびに八女茶の特長を積極的にアピールいただきました。

 

 

おいしいお茶を淹れるには、熱々のお湯では苦味渋みの成分が強く抽出されますので、ほどほどに冷ましたお湯を使うのがコツなのですが、いざ行うとなるとどうすればいいのかなかなかわからないのが実際のところです。今回は永松さんの手ほどきで、いかにおいしくお茶を淹れるかその手法を学びました。永松さんの親切で丁寧な説明に参加されたみなさんは熱心に聞き入っていました。

 

 

学習の後は、全員でお茶の淹れ方の実践です。チームに分かれてお互い「確かこうだったわよ」と声を掛けあいながら「美味しいお茶を淹れる」という想いを共有し、一煎目と二煎目の味のちがいなども確かめました。

 

 

 

その後は、センターサポーターが選んだ一押しのスイーツでお茶会を開きました。お互い初対面の方も多かったのですが、生産者と一緒に美味しいお茶のキーワードで思い思いの会話を愉しみました。また前夜から用意した水出しのお茶も振る舞われました。茶こしのついた専用の透明な容器にお茶とペットボトルの水を入れただけの簡単な水出しのお茶なのですが、一口飲んだだけで「うまみが強く感じられて、こんなお茶はじめて」との声も上がりました。

 

 

お茶は身近な存在である反面、まだまだ知られていない魅力がたくさんあることに気付かされました。八女のTea茶―から伝えられた日本茶の魅力を広めて、この頃コーヒーや紅茶に押され気味な日本茶の文化を継承しなくてはとあらためて感じさせられたイベントでした。