フォレストアドベンチャーとは、もともとフランスで企業研修としてチームビルディング、安全管理や危機管理能力を養うための施設だったものを、一般の人が楽しめるように開発した大きなアスレチックの様なコース。ちなみにチームビルディングとは、複数のメンバーが同じ1つのゴールをめざし、個々の能力を最大限に発揮しつつ一丸となって進んでいくというような意味。ヨーロッパには200か所近く、日本でも約19か所あり、こすげは13番目として、2013年4月にオープンした。

コースの特徴は、すり鉢状の林の中に作っているので、最初からアクティビティの高さを感じることができること。

4年生か140ｃｍ以上からチャレンジできる「アドベンチャー」と110ｃｍ以上からのお子様用、「キャノピー」の2つのコースがある。受付などの手続きが終わったら、専用のハーネスをつけて安全講習を受ける。自分の安全を自分で確保するという大原則は、子どもであっても同じ。木の上に登ってゆらゆら揺れながら歩いたり、シャーッと滑ったり、日常では体験できない事を、高い木と木の間に張り巡らされたワイヤーの上でしていく。38あるアクティビティの中では、かなりの度胸を必要とするものもあり、一緒にコースを回った人の意外な一面が発見でき、また、子どもの一足飛びの成長を見ることができるかも。

スタッフの山際さんのおすすめは、アドベンチャーコースの中の、自分で飛び出さないといけない勇気が必要であり、ジェットコースターに乗っているかのような浮遊感を味わえるターザンスイングとコースの最終にある折り返しのジップスライド130ｍ2本、この爽快感は格別。

コースの全てを終了したら、隣接している多摩源流小菅の湯で疲れた心と体を癒やし、道の駅こすげの名物石窯で焼くピザも味わいたい。あーしあんを見たと言っていただくと、1グループ5名まで1人分の利用料金から500円ずつ（5人で行くと2500円）を割引してもらえる。言った際には、忘れず声を掛けて。ただし、他の割引とは併用できないので、ご注意を！

（取材日2016年4月18日）