ラーメン酒場藤桜（韮崎市）｜生活協同組合パルシステム山梨長野

韮崎駅西側に位置する「アメリカヤ」、現在はカフェや書店・ジュエリー等のテナント、オフィスが入るおしゃれレトロなビルに。

その裏路地には築70年程の昭和時代の長屋をリノベーションし「アメリカヤ横丁」としてスタートを切った飲食店が並ぶ。

店名には不死身の桜から、永く店が続くようにとの願いが込められている。昨年9月に開店。

現在昼に営業するのはこの店だけだが、夜は他に「コワン（日本酒酒場）」「熊鰹（鰹の藁焼きが有名）」の2店が加わりまた違った風情。

暖簾をくぐると、活躍中のイラストレーターが描いたメニューが壁一面に。

どんぶりいっぱいに広がるチャーシューは分厚いがレアな感じでしつこくない。

作り方は企業秘密で、多分ここでしか食べることができないのではという話。

炒めてあるものまで盛りだくさんの野菜は日替わりで、直売所で思いつくまま購入。地元の方がこだわって作る野菜は、新鮮で生命力の強さを感じるという。

フジハラ製麺の特製の麺は気持ち太めだが豚骨系のスープがしっかり絡む。

そして4月末までの季節限定の味噌ラーメンには、やはり地元の井筒屋醤油の味噌を使用、地の物を生かして韮崎駅前商店街に人を呼び込みたいという意気込みを感じる。

今日は近所のおばちゃんからもらったというゆずがスープに香る。

今は3月、店主はどんなラーメンで勝負しているだろう。

安定の味は頼もしいけれど、今回はどんなラーメンが出てくるんだろうというワクワク感も捨てがたい。（取材日1月22日）

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