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概要

あーしあん317

2課題推進チーム自然災害は突然にやって来ます。 近年日本各地で起き、多くの大切なものが失われ、時として命までも奪ってしまうさまざまな自然災害。それはいつどこにでも、誰の身にも起こり得る悲しい現実です。ではその災害から身を守るため、また被害を少しでも軽減するために、常日頃から私達にできることはないのでしょうか? 一言で防災と言っても「自助」「共助」「公助」と、自分自身や家族の身を守ることから地域における助け合いや、国や地方自治体の公的な対応まで多岐に及びます。その中で、私たちは自分自身とその大切な家族を災害から守る「自助」の視点を課題とし、パルシステム山梨として協同の理念を持って「共助」のあり方にも目を向けることが大切であると考えています。避難と備え まず、山梨に住む私達の身に降りかかる自然災害を考えると、地震による被害の可能性が最も高いと想定されます。そのため内部学習として、メンバー全員で山梨県防災安全センターを訪問し、実際に阪神淡路大震災や新潟中部地震と同じ震度7の揺れを体験しました。また、地震が起きた時や避難についてのお話を伺いました。例えば、日々の生活の中で、避難所や避難経路を確認したり、小さな子ども連れや移動が困難な方は、むやみに移動せず庭で救助を待つという選択肢もあるということなど…。 備えあれば憂いなし。いざと言う時のために準備をしておくことはとても大切です。ですが、年代や家族構成によって必要なものはそれぞれで、ただ全ての家庭において同じものを常備していれば大丈夫と言う訳ではありません。持病の薬やメガネ等それぞれに必要な準備のためには、知識や知恵も欠かせない大切な備えのひとつです。 また、いかに被害を最小限にするか、2次災害を防ぐためにはどうすればいいのか、「減災」の知識も不可欠です。 私たちが学んだことを、イベントや学習会、また通信の発行を通して、災害の専門家が難しく語るのではなく、一般家庭の生活者としての目線で多くの組合員に伝えたい!!いつ起こるとも知れない災害…。私たちの活動に関心を寄せていただき、みなさん自身と大切な家族を守るために、身近なこととして「防災」について一緒に考えてみませんか?パルシステム山梨では、理事会の活動方針にそった「今必要とされる課題」に取り組む課題推進チームを設置し活動を進めています。私たちの身近な防災