ブックタイトルあーしあん305

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概要

あーしあん305

3私にもできる!CO2削減 「CO2削減」と聞くと、どんなことをイメージしますか。世界各国でも協議されている大きな課題ですが、個人では「何をしたらいいの?」と思う人も多いのではないでしょうか。 いま私たちの周りでは、様々な問題を抱えています。例えば、普段の生活の中では気付きにくいゴミや自然環境の問題。そして、気温上昇による地球温暖化が、未来を変えてしまう大きな問題になってきています。 その温暖化の原因の一つに、私たちが便利な暮らしをすることによって排出されるCO2の増加があげられます。 地球温暖化を防ぐために、私たちのこれからの暮らしを、どう変えたらよいのでしょうか。何かしたいけれど、どうしたらいいのかわからない。 だけど何かできることから始めるのが大切です。それは、3R(減らす・再使用・再生利用)に取り組むこと。環境にやさしい商品を選び使うこと。電力について考え選択すること。このように私たちの生活の中の様々なことが「CO2削減」につながっています。 CO2削減チームは、組合員5名、役職員5名の10名でスタートしました。メンバーは3Rやエネルギーについて学び、多くの方に伝えていきたい、一人ではできないこともみんなが集まればできると、意欲を持っています。 大きな課題ではありますが、「私にもできる」と感じて取り組んでもらえるように、誰にでもできるCO2削減を伝えていきたいです。担当理事 堀内 春美私にもできる!復興支援 東日本大震災から6年が経過しましたが、まだまだ元の生活や故郷に戻れない方々も多く、たくさんの問題を抱えている人、地域、産地があります。離ればなれに暮らさなければならない家族、昨今ニュースで取り上げられているいじめなど、問題は山積しています。山梨にも避難されている方が580名ほど(昨年度調査)います。私たちにできる支援を考え一緒に取り組んでいきます。 復興支援のメンバーは組合員5名、役職員5名の計10 名が県内各地から、少しでも被災した方々のために役に立ちたいとの想いから集まりました。 まずは現状を把握するための内部学習会をしようと、「避難の協同センター」事務局長 瀬戸大作氏を講師にお話を伺うことにしました。避難の協同センターの活動① 原発事故による避難者の「居住継続」や「生活」「健康」に関する相談を受け、必要な支援につなげる。② 避難者の孤立防止と支え合いのための交流の場づくりを支援する。③ 原発事故被害者の公的支援の継続のための政策提言を行う。 総合的な支援の実現を求めていくために、このセンターは発足されました。これを機に、私たちに何が出来るのか模索していきたいと思います。 時間の経過とともに人々の震災への関心が薄れているように思います。なぜ今復興支援なのか?と思う人もいるかもしれません。6年が経った今だからこそ表面化する、家族を失った人の心の変調など。私たちに出来ることは微々たることかもしれませんが、過ぎ去ったことにしない、記憶のどこかに留めておくことが大事だと思います。担当理事 三井 朝美甲府センターでの学習会の様子楢葉町のみなさんが手作りしている様子課題推進チーム「CO2削減」のみなさん避難の共同センター事務局長 瀬戸大作氏