ブックタイトルあーしあん306

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概要

あーしあん306

4教育費を貯める 教育費について、高校生以下の子どもを持つ親の多くは「教育費がどのくらい必要となるかわからない」と不安に思うようです。たしかに、教育費は大きな金額になりますが、子どもの成長に合わせて予測できる出費です。 まずは、教育費のデータを見ながら将来の予想を立ててみることをおすすめします。 一般的には高校3年から大学4年間が一番教育費のかかる時期と言われています。 この時期までに貯める金額の目標をたて、計画的に貯蓄しましょう。 例えば、子どもたちのために500万円貯めたいと思ったら、その500万円をどのくらいの期間で貯めていくか考えます。●10年間で500万円ならば 500万円÷120(12か月×10年)≒4.1万円  月4万1千円●18年間で500万円ならば 500万円÷216(12か月×18年)≒2.3万円  月2万3千円 ここで大切なことは、家計の出費は教育費だけではありません。くれぐれも無理のない範囲で目標額(毎月の積立額)を設定することです。 また、児童手当が現行の制度のままであれば、支給される金額をすべて貯蓄すると200万円近くになります。(条件によって支給される金額は異なります。) この場合は18年間で300万円(約月1万3千円)貯めることができれば、500万円の貯蓄が可能です。 教育費は教育方針によって必要な資金は大きく異なります。ご自身の家庭の場合の予想を立て、できる限り長い期間(早めに)で準備をしましょう。今月の担当はLPA(ライフプランアドバイザー)のDさんでした。幼稚園小学校中学校高等学校公 立67 万193 万145 万123 万私 立149 万921 万402 万299 万〈文部科学省「子供の学習費調査」(平成26年度)〉高専・専修・各種学校305 万私立短大391 万国公立大485 万私立大文系695 万理系880 万〈日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」(平成28年度)〉大学4年間、他2年間にかかる教育費(入学金を含む)※自宅外通学費は考慮しない小学校6年間、他3年間にかかる教育費