ブックタイトルあーしあん312

概要

あーしあん312

アンケートに答え、希望の商品の番号を明記の上、ご応募ください。●読者アンケート4月号で掲載した内容でよかった記事の番号を書いてください（複数回答可）。?特集 ?ちょこっと情報?なんでもぱる ?みんなぱるっ子?なるほどVFK?教えてあげたい素敵なスポット?ぱるLetters ?わたしのほんもの●プレゼントアンケートに答えて下さった方の中からプレゼントを差し上げます。希望の商品の番号を記入してください。?あーしあん特選商品…………… 5名様?ヴァンフォーレ甲府ブランケットと　選手サイン色紙………………… 1名様右記QRコードからも応募できます。投稿用紙「あーしあん行き」 応募締切 4月20日（金）まで●組合員名●組合員番号●TEL●市町村名●よかった記事の番号（複数回答可）●プレゼントの希望の番号おすすめの素敵なスポットや、最近気になるニュース、また特集などで取り上げてもらいたい話題などお寄せ下さい。あーしあんNo.312発行：パルシステム山梨理事会　　　　　　　　　　　●本部事務所　〒400-0051 甲府市古上条町225-1　TEL 055-243-6340　　　●西桂センター　〒403-0022 南都留郡西桂町小沼869-1　　 0120-32-1061編集：パルシステム山梨管理・運営本部　　　　　　　●甲府センター　〒400-0051 甲府市古上条町428-5　　 0120-28-5891　　　●一宮センター　〒405-0071 笛吹市一宮町北都塚288-1　　 0120-21-9898このコーナーはパルシステム山梨の役員が暮らしや活動の中で感じた想いなどを綴っていきます野川土地改良区　工藤誠一さん子ども達の未来のために　パルシステムの電気は、全国各地の「発電産地」から届けられています。その多くは普段お米や鶏肉、野菜を供給している「産直産地」です。山梨県では上野原市と北杜市にも発電産地があるのをご存知ですか。パルシステム山梨の西桂センターも太陽光発電の産地なんですよ。　２０１７年11月、発電産地の一つである山形県の野川土地改良区の小水力発電所に行く機会をいただきました。ここは、パルシステムと長くお米の産直を行ってきた置賜（おきたま）地方です。水害に苦しんだ地域で、「暴れ川」と言われていた野川の治水のために作られた長井ダム。そこに山形県が発電所を作り、農業用水と発電の水利権を得て、野川土地改良区が発電事業者となり、パルシステムでんきに売電しています。　パルシステムでんきのＤＶＤに登場する野川土地改良区の工藤さんから、お話を伺いました。ちょうどダムの完成が東日本大震災と同時期でした。水力による再生可能エネルギーの発電を行うことを決めたとのことです。震災があった当時は、福島県から多くの人が山形県に避難してこられたそうです。工藤さんは「原発に頼らない社会はきっとできる。そのためにも私たち大人が子どもの未来のために何ができるか考えないと。」と熱く語ってくださいました。また、私たちの訪問の前日には福島県の浪江町、飯館村からそれぞれ小水力発電所の見学に来られたそうで、「同じタイミングで来られたことに運命を感じた。」とおっしゃっていました。原発事故被災者の受け入れから、原発に頼らない再生可能エネルギーを広げたいという思いに共感しました。　電力の小売りが自由化となり、自分が使う電気を選べるようになりました。どのエネルギーを選ぶかで、未来を変えることができます。発電産地の想いやパルシステムの取り組みが、未来につながっていることを実感しました。理　事　堀内　春美