ブックタイトルあーしあん313

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概要

あーしあん313

4~おこづかい、どうしていますか?~ おこづかいについて悩むご家庭は多いと思います。いつごろから始めるとよいのか?どのくらいの金額を与えればよいのか?与え方は?など、いろいろと悩むポイントがありますよね。小学生のおこづかいのもらい方 グラフを見ると、学年が上がるに従って月極めのおこづかいにしている家庭が多いことがわかります。 ときどきの中に入ると思われる「必要な時に必要なだけ」という与え方は、低年齢の時にはお金を管理するのが難しいので、良いかもしれません。 しかし、年齢が上がるにつれて、買いたいものが増え、金額も高くなってくると本人も親も全体的にいくら使っているのか把握しにくく、堅実な金銭感覚が身につかない恐れもあります。 そこで、ある程度計算が出来る年齢になったら、定額制にしてみてはどうでしょうか?慣れないうちは一週間単位でおこづかいを決め、最終的には月極めに移行していくと良いと思います。 そもそもおこづかいとは「自由に使える自分のお金」です。しかし、「自由」の中には責任があり、計画性が必要です。そのおこづかいという限られたお金の中で「考えて買う」ということがとても大事です。 それには、おこづかい帳をつけることをお勧めします。 おこづかい帳を見直してみて、無駄使いはなかったか?残高はあっているか?など問題点を話し合ってみましょう。ただ、おこづかい帳に対して親があまり干渉しない方がよいですね。無駄使いなどの「失敗」はとても大事な経験なので、「失敗」をさせまいとして親が口を出してしまうと子どもが「考えて買う」ことが出来なくなってしまいます。 お金の使い方についてのアドバイスは必要ですが、自分で考えて選択をする環境を作ってあげると良いと思います。そして、「失敗」した時は、責めたり怒ったりしないで下さい。原因を考え、どうすれば良かったかを話し合うことが大切です。その積み重ねが、大人になってからの「失敗」を防ぐのです。 お金の使い方は、家庭での教育がカギになってきます。小さいうちから各家庭でしっかりと考えていけるとよいですね。おこづかい帳をつけるメリット① 何にどれだけ使ったかが明確になります。② 残金がいくらあるかがわかりやすくなります。③予算を立てておこづかいを使うようになります。低学年中学年高学年毎日0% 20% 40% 60% 80% 100% 0 月に1回1週間1回ときどき( )日に1回無回答4.2※( )内は、前回調査(平成22年度)の結果金融広報中央室(知るぽると)が行ったアンケート2015より1.9 2.21.99.3 13.4 13.9(13.2) 57.3(58.5)1.4 1.65.9 45.0 7.7(52.2) 38.3(30.6)7.0 32.1 9.0(34.3) 47.8(43.9)今月の担当は、LPA(ライフプラン・アドバイザー)のNさんでした。