ブックタイトルあーしあん315

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概要

あーしあん315

アンケートに答え、希望の商品の番号を明記の上、ご応募ください。●読者アンケート7月号で掲載した内容でよかった記事の番号を書いてください(複数回答可)。?特集 ?ちょこっと情報?なんでもぱる ?みんなぱるっ子?なるほどVFK?教えてあげたい素敵なスポット?ぱるLetters ?わたしのほんもの●プレゼントアンケートに答えて下さった方の中からプレゼントを差し上げます。希望の商品の番号を記入してください。?あーしあん特選商品…………… 5名様?秋山拓也選手のサイン色紙…… 5名様?ヴァンフォーレ甲府スポンサー席 ペアチケット詳細は、7ページをご覧下さい。右記QRコードからも応募できます。投稿用紙「あーしあん行き」 応募締切 7月20日(金)まで●組合員名●組合員番号●TEL●市町村名●よかった記事の番号(複数回答可)●プレゼントの希望の番号おすすめの素敵なスポットや、最近気になるニュース、また特集などで取り上げてもらいたい話題などお寄せ下さい。あーしあんNo.315発行:パルシステム山梨理事会           ●本部事務所 〒400-0051 甲府市古上条町225-1 TEL 055-243-6340   ●西桂センター 〒403-0022 南都留郡西桂町小沼869-1   0120-32-1061編集:パルシステム山梨管理・運営本部       ●甲府センター 〒400-0051 甲府市古上条町428-5   0120-28-5891   ●一宮センター 〒405-0071 笛吹市一宮町北都塚288-1   0120-21-9898このコーナーはパルシステム山梨の役員が暮らしや活動の中で感じた想いなどを綴っていきますリユースびんの行き先は… パルシステムでは、資源の国内循環と廃棄物の削減のため「R」マークが付いたリユースびんの回収を行っています。 しかし、年間約236万本回収されているものの回収率に換算すると59.5%(2017年度累計)で、あまり高い回収率とは言えません。 パルシステムが皆さんから回収したリユースびんは、回収業者によって、社会福祉法人きょうされんが運営するリサイクル洗びんセンター(東京都昭島市)へ運ばれます。こちらでは、障がいがある方達が高賃金を目指す事業の中で環境にスポットをあて、使用済みびんを再利用する「洗びん」という古くからあるリユースシステムを実践しています。パルシステムを含む5つの生協グループ、酒造、醸造、ワインメーカー数十社と取引をされているそうです。 二年程前、洗びんセンターの見学に伺った際、作業工程の多さと検査基準の高さに大変驚きました。機械に頼るだけでなく多くの人が関わる事で職員の自立を支え、高い品質保持にもつながっているそうです。いくつかの工程を見学しましたが、皆さんが真剣な目で取り組まれる姿がとても印象的で、私たちが手にする「R」マーク商品は、洗びんセンターの皆さんにも支えられているのだと感じました。洗びんセンターを後にする私たちのバスに手を振って見送って下さった職員の方々の姿が今でも心に残っています。 洗びんされたびんは、食品メーカーで中身を充填され再び商品となり、皆さんの手元に戻ってきます。 ではなぜ、リサイクルではなくリユースなのでしょうか。自治体にびんを出すと、ほとんどがカレット(ガラスの原料として再処理した粒状のもの)に戻してから再利用(リサイクル)されます。 一方、リユースは大切に扱えば20~30回利用可能です。資源を原資に戻さずに、もう一度使うリユースはエネルギーの節約や環境負荷を抑えるためにも積極的に取り組みたい活動だと思います。 パルシステムでは51種類(2017年4月現在)のリユースびん商品を扱っています。私は洗びんセンターを見学するまでは、「リユースびんは回収してもらえて楽だな」という感覚しかなかったように思います。しかし、循環型社会を目指すためにリユースびんの取り組みを理解し、再び手元にびんが戻るまでに多くの方が関わっていると知る事が大切だと感じました。 洗びんセンターを見学した以降、使用済みのびんを洗うたびに職員の皆さんの事を思い出します。配送の方にびんを託し、そしてまたリユースびんの商品が我が家に届き、食卓が豊かになるのです。「いただきます」感謝の気持ちをこめて。理 事 渡邉 淳子