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概要

あーしあん391

2設立のきっかけ 2006年当時、多重債務が社会問題化している中で、まだ法律が整備されておらず高金利の貸付、自己破産、路上生活、自殺等に追い込まれる人が多く、こういった問題を、なんとか民間の力で解決できないかとスタートしました。 2009年にパルシステムの生活相談事業を受託し、2016年から一般社団法人くらしサポート・ウィズとして活動しています。 社会問題の経過とともに相談を受けていく中で、その中身も変わってきました。当初は組合員の相談のみを受けていましたが、ホームページの掲載や、反貧困の活動協力により外部からの相談も増えました。困って相談してきた方に組合員ではないという理由でお断りするわけにはいかず、外部からの相談も受けるようになる中で、生活困窮や孤立、メンタル不安を抱えるなど、社会問題が見えてきました。しかし相談を受けるだけではなく、私たちが問題をキャッチして何かやっていかなければならないと思い、成人したひきこもりの子を持つ親御さんに向けてのカフェ企画を開催しました。また、主婦だけどひきこもりという相談も入るようになり、当事者向けのひきこもり女子会も始めました。日々のくらしの中で、一人で悩みを抱えている方が多い現代、「誰かに話をしてみて、自分自身の気持ちの整理ができるきっかけづくりになればいい」と話す、くらしサポート・ウィズ事務局長の中根康子さん。今回は、くらしサポート・ウィズが取り組む事業について聞きました。「誰かに話をしていいんだよ」「相談することから始まるつながり」一般社団法人くらしサポート・ウィズ事務局長 中根 康子一般社団法人 くらしサポート・ウィズとは広がる格差社会の中、経済的弱者をたすけあいの精神で支えあい、問題解決に導くことを目的に設立されました。くらしの困りごとや悩みをお聞きし、さまざまな方に寄り添う事業に取り組んでいます。?03-6205-6720 くらしの相談ダイヤル月曜日~金曜日10:00~16:30(土・日・祝日休み)