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概要

あーしあん393

2 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年の夏は暑い日が続きました。世界気象機関(WMO)によると、昨年1~9月までの世界の平均気温は、産業革命前の平均気温に比べ、1・5℃上昇し、年間の平均気温は観測史上最も高くなりました。 このまま地球の温暖化が進むと、食料問題、農畜水産業への影響、健康、水の問題、生物多様性など、私たちのくらしにも大きな影響を及ぼします。 そこで私たちパルシステムグループの「環境・エネルギー政策」では、「2050年に温室効果ガス削減目標を実質ゼロにします。」と掲げています。組合員の皆さまにもくらしの中でできる省エネルギーの実践を、ぜひともお願いいたします。 昨年元日に発生した能登半島地震、復旧に向け少しずつ前を向いていた矢先の9月21日に発生した豪雨災害。改めて自然災害の恐ろしさに言葉を失いました。被災された方々や現地で支援活動をしていた方々が、続けての災害に心が折れそうになったと話されていました。 また8月に南海トラフ地震臨時情報が運用開始以降初めて発表され、どのように行動すれば良いか戸惑い、混乱をもたらしました。事前に家族で話し合っておくなど、日頃からの備えの大切さを実感した次第です。 10月11日には、「日本原水爆被害者団体協議会」(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞されました。広島と長崎に原爆が投下されてから80年となり、同じことが繰り返されることのないよう被爆者の皆さまは、その時の悲惨な被爆体験を語り続けています。被爆者の声に耳を傾け、「核兵器のない世界」が一日も早く実現されることを願い続けていきましょう。 2025年は国際協同組合年(IYC)です。2012年に続く2度目となり、同一の国際年が2回設定されるのは異例のことです。まだまだ協同組合への認知度は決して高いとは言えません。認知を広げることも課題の一つとして、協同組合の取り組みや認知を高め理解を広げる機会の年としていきたいと思います。 パルシステム山梨 長野ビジョンは「『かかわる つながる ささえあう』~私たちは協同組合として、人・くらし・社会をみつめ笑顔あふれる地域を創ります~」です。 このビジョンを実現するために、地域の皆さまや関係団体などと連携し、一人ひとりのくらしに寄り添い、地域や組合員の皆さまにとって、なくてはならない存在となることを目指し、パルシステム山梨 長野役職員が一つのチームになり頑張ります。 今年一年が皆さまにとって、実り多き年となりますことをご祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。理事長より新年のご挨拶パルシステム山梨 長野理事長 古家 滋子本部事務所理事会