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概要

あーしあん326

2 味噌は、味噌汁や、味噌炒めなど、味付けメインにもできますが、実は隠し味にもおすすめ。味噌には塩分だけでなく旨味があるので、料理に一味足りない時に加えると、コクや深みがプラスされます。 トマトや、豆乳を使った料理などにも合わせやすいです。 私がとっても美味しい!と思うのは、焼きおにぎり! フライパンやお魚グリルなどで焼いたおにぎりに、味噌に少しみりんを加えたものを塗り、表面をパリッと焦がしたら、いりごまや大葉をのせて完成。簡単なのに、とってもおいしい焼きおにぎりです。 ちょっと変わったレシピとして最近気になったのが、自家製マヨネーズと味噌で作る味噌マヨネーズ。自家製マヨネーズの作りやすい分量:卵 黄…1個分 塩…小さじ1/2菜種油…100ml 酢…大さじ1作り方① 卵黄、塩、酢をボールに入れて、泡だて器やフードプロセッサーで、もったりとするまでかき混ぜる。② 菜種油を細く少しずつ入れながらかき混ぜ、白っぽくクリーム状になったら完成。 このマヨネーズ大さじ2に、味噌大さじ1を加え、よく混ぜまると、味噌マヨネーズの出来上がり!創業明治元年甲府の老舗味噌蔵「五味醤油」のスタッフ五味洋子さんから 蒸した大豆に麹と塩を加えて発酵、熟成させたもの。この菌が活躍:麹菌、酵母菌、乳酸菌種類【熟成期間による分類】白味噌… 数週間から3ヶ月ほど赤味噌…半年以上発酵熟成させたもの。※ 長く寝かせるほど、発酵が進んで色が濃くなる【原料による分類】関東・東北味噌…… 米麹九州味噌…………… 麦麹八丁味噌…………… 大豆麹※使用する麹の種類で分類される効能: 抗酸化作用でアンチエイジング。コレステロールを低下させ、心臓疾患のリスクを抑える。生活習慣病やがん予防への効果が期待されている。できるまで① 蒸し米と麹菌をくっつけ、麹を育てる。② 蒸し米に麹菌をふりかけ、3日間温度湿度を管理して、麹菌を繁殖させる。③ 大豆を煮てミンチにする。④ 麹・塩・大豆を混ぜる。⑤ 重石を乗せ熟成させる。(発酵中に酵母菌、乳酸菌が働きみその風味が生成される)⑥ 常温にて発酵後、味噌完成。味噌発酵のチカラ発酵とは、有機物に、細菌やカビ、酵母といった微生物が働きかけることによって、身体に良い物質を作る事です。化学的なものを使わず、自然の力だけで食物を風味豊かに美味しくしてくれます。今月は、発酵によって作られる調味料「、味噌」についてを五味醤油の五味洋子さんに、「酢」についてを戸塚醸造の戸塚治夫さんにお聞きしました。