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概要

あーしあん326

今月の担当は食育バイザーのHさんでした。4牛乳を知ろう牛乳と思って買ったのに表示を見て「あれっ?」と思ったことはありませんか?牛乳とは生乳(牛から搾ったままの乳)を加熱殺菌したもので、水を加えたり、成分を除去することは法令で禁じられています。生乳に脱脂粉乳、クリーム、バターなどを加えたものは加工乳です。その他に成分調整乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、乳飲料があります。牛乳の殺菌方法はその温度と時間により「超高温殺菌」「高温殺菌」「低温殺菌」の3種類に大別されます。現在、一般的に多く出回っている牛乳は「超高温殺菌」と呼ばれる120℃~130℃で短時間(2~3秒間)殺菌処理されたものです。それに対し、パルシステムの牛乳は生乳本来の風味を損なわない製法=「パスチャライズド製法」です。パルシステムの牛乳は加熱臭がほとんどなく、さらっとしていて甘みがあり、生乳に近い風味で飲みやすいのが特徴です。しかし、殺菌温度が低いため、生乳中の細菌を100%殺菌することができません。耐熱菌が一部残存するため、賞味期限は市販の牛乳の半分程度しかつけられないという側面もあります。食育バイザーの出前講座では牛乳の「飲み比べ」や「牛乳を使ったチーズづくり、お菓子づくり」を通し、牛乳についての理解を深める活動を行っております。ここで種類がわかります!みんなのレシピ牛乳(乳製品ではなく牛乳)… 1リットル生クリーム……………… 200ミリリットル酢…………………………………… 大さじ3※包丁で切るなどして、はちみつをかけると美味しいです!なんと、カレーに入れて煮込んでも、溶けないので具材としても使えます。牛乳を沸騰直前まで沸かしたら、生クリームを入れ、再度、沸騰直前まで沸かす。酢を入れて、火を止めて静かにかき混ぜる。分離が始まる。ザルにガーゼやハンカチでチーズになる部分を漉す。粗熱をとり、固く搾って重しをおいて、冷蔵庫で60分寝かせて出来上がり。材料作り方1234パニールチーズ一般的な牛乳の殺菌方法(市販の約9割以上)パスチャライズド殺菌方法温度時間超高温瞬間殺菌(UHT) 120~130℃高温短時間殺菌(HTST) 72℃以上低温保持殺菌(LTLT) 62~65℃2~3秒15秒以上30分