ブックタイトルあーしあん329

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概要

あーしあん329

3 自然の中で育つ農作物は気候により収穫量が増減します。形や大きさも一定にはなりません。 商品として出荷するためには規格が設けられていますが、規格外になってしまうと、味や安全性は同じなのに生産者が泣く泣く廃棄することもあるそうです。 このような問題を解決するための一つの方法として、パルシステムでは、もったいないプロジェクトを展開しています。 例えば、表面にできた細かな傷や小さな割れなどのため規格外になってしまったリンゴを「難ありりんご」としてお買い得価格でお届けしたり、ブロッコリーの茎を長めに切ることで1株当たりの茎廃棄率を約20%減らした「茎が長めのブロッコリー」(冷凍)など食品ロスにむけた取り組みを行っています。 生産者が心を込めて作った野菜や、食べ物を廃棄してしまうことは、労力やエネルギー、流通に至るまでのすべてを捨ててしまうことになります。 10月は食品ロス削減月間です。消費者である私たち一人ひとりの力で「もったいない」を出さないくらし方を心掛けていきましょう。野菜を無駄なく!~干し野菜ライフはじめませんか?~ パルシステム山梨では、7月5日に干し野菜のワークショップを初めて企画し開催しました。そのイベントでは、干した野菜のあまりにも濃い旨みに参加者一同、衝撃と感動を味わいました。 干し野菜のコツは、「お布団を干して気持ちのいい日でないと、野菜も気持ちよく干せませんよ」とのこと。また、先生ご推奨は、カラカラ干しばかりではなく、野菜のジューシーさを若干残した、半生干し。朝干して、夕方取り込む。比較的厚切りにカットし、くなっとしなる程度になったら、2~3日中なら冷蔵庫、長期保存なら冷凍庫で保存します。水分が比較的抜けているので、冷凍庫でもカチコチになりません。 驚いたのは、きゅうりなどは、5mmの輪切りを半生干しにするだけで、そのままおやつにもなるほどおいしくなります。 「野菜が豊富な山梨だからこそ、旬に採れた恵みを無駄にすることなく、干して使い切ってください」とメッセージをいただきました。干し野菜のいいこと1. 野菜が甘~く、味が濃くなる。2. 新鮮なうちに干せば、保存しやすく、おいしく食べられる。3. 調理時間が短縮!炒め物も水っぽくならない。4. 野菜の旨みが出汁になる。5. 旨みが強いので、調味料が少量で十分。調味料の数もシンプルに!!6. 油もしみこみにくくなるので、カロリー控えめ。7. 皮も旨みに。皮ごと干して!!