ブックタイトルあーしあん331

概要

あーしあん331

2山梨県の平成30年4月1日現在の65歳以上の高齢者は約24万5千人、そのうちの20％である5千5百人の方が在宅１人暮らしの高齢者で、現在ハイペースで増加しています。そのような状況において、いつまでも住み慣れた地域で元気に暮らしたい。まだまだ子どもたちに迷惑はかけたくない。長年暮らした自宅で過ごしたい…を、パルシステム山梨は応援するために、見守り安心サービスを実施しています。もしも一人暮らしをする家族が遠くにいたら、何が一番気がかりなのかと考えた時、やはり安否の確認ではないでしょうか。元気で頑張っているなら、遠くからでも見守れる！何か危機的状況があった時は、すぐ駆けつけて対処したい！生活協同組合であるパルシステム山梨は、週に1度組合員のみなさんのご自宅に商品のお届けにうかがっています。毎週同じ曜日、ほぼ同じ時間帯に訪問を積み重ねてきた配送担当者、だからこそ気づけることがあります。県内配送エリア内の自治体との見守り協定を締結　パルシステム山梨は、２０１２年度から各市町村との締結をすすめ、２０１８年３月には山梨県全ての配送エリアの市町村との締結が完了しました。　この協定により、業務中に地域住民の異変を察知した場合、市町村へ連絡。また「生命・身体・財産に関わる緊急通報」が必要と判断した場合は、消防署、警察へ通報することになっています。　日々の配送や仲間づくり業務の中で、組合員のみなさんだけでなく地域の方も安心して暮らすことのできる社会の実現に向けての一助が目的です。こども１１０番の車　子どもを犯罪から守るために企業や事業所が行う民間協力です。業務中、子どもが助けを求めてきた時に、一時的な保護と警察等への通報をします。　パルシステムの配送車両には独自のキャラクター「こんせんくん」が描かれ、配送中にもお子さんから手を振っていただいたり、声をかけていただいたりすることもあります。　核家族化が進み、共働き家庭も増えている昨今、業務で日中地域にいる私たちに親しみを持っていただいている…、そのことでお子さんが困った時に躊躇なく助けを求めに来てくれる一因になってくれればという想いがあります。パルシステム山梨は見守っています！