ブックタイトルあーしあん331

概要

あーしあん331

アンケートに答え、希望の商品の番号を明記の上、ご応募ください。●読者アンケート11月号で掲載した内容でよかった記事の番号を書いてください（複数回答可）。?特集 ?ちょこっと情報?なんでもぱる ?理事の活動日記?みんなぱるっ子 ?なるほどVFK?教えてあげたい素敵なスポット?ぱるLetters?小規模・家族農業の10年●プレゼントアンケートに答えて下さった方の中からプレゼントを差し上げます。希望の商品の番号を記入してください。? 花かつお（8 0ｇ）と天然利尻昆布（25ｇ）のセット… …………… 5名様? 太田修介選手のサイン色紙とこんせんくん小物の詰め合わせ…………… 3名様? コープ共済キャラクターコーすけのスタイ2枚セットとこんせんくんストラップ…… 5名様詳細は、7ページをご覧下さい。お申し込みはこちら→投稿用紙「あーしあん行き」 応募締切１１月22日（金）まで●組合員名●組合員番号●TEL●市町村名●よかった記事の番号（複数回答可）●プレゼントの希望の番号おすすめの素敵なスポットや、最近気になるニュース、また特集などで取り上げてもらいたい話題などお寄せ下さい。あーしあんNo.331発行：パルシステム山梨理事会　　　　　　　　　　　●本部事務所　〒400-0051 甲府市古上条町225-1　TEL 055-243-6327　　　●西桂センター　〒403-0022 南都留郡西桂町小沼869-1　　 0120-32-1061編集：パルシステム山梨管理・運営本部　　　　　　　●甲府センター　〒400-0051 甲府市古上条町428-5　　 0120-28-5891　　　●一宮センター　〒405-0071 笛吹市一宮町北都塚288-1　　 0120-21-9898小規模・家族農業の１０年～タイ訪問記パート２～　一般的に、バナナの産地を思い浮かべると、大規模なプランテーションをイメージするかと思います。しかし、ホムトンバナナは小規模・家族農業が中心です。生産者は比較的若い方が多く、「いつも適正な価格で買ってくれるので、私たちも安心してバナナを栽培できるし、暮らしていける」と、元気で笑顔いっぱいでした。今、注目される小規模・家族農業　小規模・家族農業は、農場の運営から管理を１戸の家族で営んでいる農業と定義されています。現在、世界の食料の約８割が小規模・家族農業によって生産（日本では９７％が家族経営）され、世界の食卓と環境保全、生物多様性の保護、地域経済の活性化において重要な役割を果たしています。　しかし、企業や国家による大規模な土地収奪、多国籍企業による種子の囲い込みなどに直面し、小規模・家族農業は危機的状況に置かれています。日本においても、農業就業人口の減少と高齢化、農山漁村の過疎化、また食料自給率の低下は、食と農が持続可能でないことを示していると思います。　こうした中、小規模・家族農業が、持続可能な農業の実践・実現の点で最も効率的だという評価がされるようになり、国連は２０１５年にＳＤＧｓを、更に２０１８年の国連総会で「農民と農村で働く人びとの権利宣言」を採択し、２０１９年～２０２８年を大規模な企業的農業から環境と調和した小規模・家族農業への転換を求める「国連の家族農業の１０年」としました。　現在の日本の農林水産業は、大幅な輸入依存と自給率の低下、担い手の高齢化、耕作放棄地の拡大、漁業資源の減少等に直面し、持続可能な姿とはほど遠い状況です。この国連の「家族農業の１０年」という潮流に習い、日本の農林水産業の政策が変わり、いつまでも豊かな自然と食文化を守っていける契機となればと考えます。（文責）事業部　金子直樹●生産者から組合員の皆さんへメッセージを預かりました。ぜひご覧ください。～収穫を終え、出荷作業場を訪れた生産者～